消費税を上げる前にやるべきことがある。国会議員や官僚は自ら身を削らないといけない。国家公務員のボーナスカットや、国会議員の定数を4割削減し、徹底したリストラを断行する。自民党も民主党も増税路線。不幸な状況だ。みんなの党は増税せずにGDP(国内総生産)を1.5倍にする成長戦略を提案する。成長なくして分配なし。ばらまきをやめて小さな政府を作り、地域が主役の成長国家を目指す。消費税を上げても景気が良くなるという、まじないには猛反対する。中央集権の構造を変えないといけない。大きな政府路線は民主も自民も同じだ。消費税は地方の財源にする。医療や子育てサービスに無駄遣いがない形でやるのが真の地域主権で、民主党が言うのは、まがい物だ。官尊民卑の考えから民主も自民も脱却できていない。だから、みんなの党の存在価値がある。必ず、この国を変える。
毎日新聞 2010年6月24日 12時20分(最終更新 6月24日 12時33分)