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2010年6月23日(水) 19:20 |
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人口育成のサワラ稚魚を放流
人口育成のサワラの赤ちゃんが体長9センチの稚魚に成長し、23日さぬき市で放流を迎えました。
人口受精で生まれたサワラです。 ふ化から1か月あまりで体長9センチにまで成長しました。 高松市の屋島栽培漁業センターが人工授精したもので、さぬき市の小田中間育成場でエサを与え育ててきました。 放流は地元の小学生や幼稚園児およそ60人を招いてさぬき市の小田漁港で行われました。 児童たちの手でおよそ500匹のサワラの稚魚が海に放たれました。 香川県のサワラの漁獲量は、1986年のおよそ1000トンをピークに減少し、1998年には18トンにまで落ち込みました。 サワラの人口育成はこうした減少をくいとめようというもので、今年度約200トンが見込まれています。 サワラの稚魚は、岡山、香川など7箇所の中間育成場で育てられていて、あわせておよそ16万匹が瀬戸内海に放流される予定です。
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