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父親再生 

父親再生 信田さよ子 著

信田さよ子 著

発売日:2010.06.24
定価:1,680円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4245-9

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この本の内容

現代の母娘関係を鋭く描き出した『母が重くてたまらない』(春秋社)で多くの女性たちの共感を集めた著者が、満を持して贈る「父息子論」。
妻は「父」としての夫をどう見ているのか、息子は父をどう見ているのか、父と息子の世代間断絶、そしていずれ父となる若い世代へのメッセージ……。
いま必要とされる父親像とは?!

目次

1 妻は夫をどう見ているか
 1 カウンセリングの現場で出会う父親たち
 2 感情を語れない父親たち
 3 息子の可能性を囲い込む父
 4 父親が怖がっていること

2 息子は父をどう見ているか
 1 父親をリスペクトする? しない?
 2 父と息子
 3 映画に見る父と息子
 4 抵抗するに足りる父はいるか?

3 父からの脱出
 1 抵抗すらできない息子
 2 父はスーパーマン
 3 行き場のない息子たち

4 語らない父と息子の空白
 1 語らない父親
 2 青春を総括できない父親たち
 3 奇妙な断絶

5 父と息子の世代間伝達
 1 世代間連鎖
 2 父を許す息子たち

著者紹介

信田さよ子(のぶた・さよこ)
1946年生まれ。臨床心理士。原宿カウンセリングセンター所長。
アルコール依存症、摂食障害、DV、ひきこもり、子どもの虐待などに悩む人やその家族のカウンセリングをおこなっている。
著書に『家族収容所』(講談社)、『母が重くてたまらない』(春秋社)、『タフラブという快刀』(梧桐書院)など多数あり。