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相撲協会外部委員、慶大大学院教授の大西祥平氏が死去、角界の薬物問題対策に尽力

2010.3.19 20:20
このニュースのトピックス大相撲
死去した大西祥平氏(慶大大学院教授)死去した大西祥平氏(慶大大学院教授)

 日本相撲協会の薬物問題への対策で主導的な役割を果たし、2006年トリノ冬季五輪日本選手団のチームドクターを務めた慶大スポーツ医学研究センター教授の大西祥平(おおにし・しょうへい)氏が18日午後4時21分、兵庫県姫路市の病院で死去した。57歳。兵庫県出身。慶大によると、近親者のみで既に密葬を行い、後日に「お別れの会」を開く予定。

 大西氏は時津風部屋の力士死亡事件を受け、07年10月に発足した再発防止検討委員会(のちに改称)の外部委員に就任した。ロシア出身の露鵬と白露山(ともにのちに解雇)が大麻に陽性反応を示した08年9月の抜き打ち尿検査や、その後の力士や親方を含む全協会員への尿検査の実施などに尽力した。

 相撲界へのドーピング検査導入にも力を入れていたが、昨年あたりから体調不良で会議を欠席することが目立った。

 日本オリンピック委員会でアンチ・ドーピング委員、全日本スキー連盟理事として情報医科学部長を務めるなど、スポーツ界で反ドーピング活動に幅広く貢献した。

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死去した大西祥平氏(慶大大学院教授)

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