例によってあちこちのBLOGに御邪魔させてもらっているとおや?と思うBLOGがありました。
elimiさんの
バイク生活あれこれ(TTXGP 第2戦は Lightning Motors が勝利)です。
掲載されているサイトに跳んで
動画を見ていると2番手で走っているレーサーに眼が吸い付けられました。
1977年にレース活動を中止したバイク界の名門
ノートンのレーサーの最終型に似ている・・・。
掲載されている他のサイトにも跳んでみるとやはりありました。
Team・Noton・Electraのレーサーでした。

元になったのは1974年型のパイプ・フレーム型と思われます。
これからガソリン・タンクを取り去ったものが原型と見ました。
(ホイールも
18インチから17インチに変更している様です。)
環境保護教化の一貫として始まった
TTXGPですが
レーサーまでリサイクルとは恐れ入りました。
レースは
Lightning Motors がポールツウフィニッシュを決め、優勝しましたが、
Team・Noton・Electra(#37)は
序盤2番手でしたが終盤、
Zero/Agni(#22)に抜かれてしまい、3位に順位を下げてしまいました。
何故、
Agniに追いつかれたかは解りませんが
スピードダウンしたのは確かです。
これが
モーターのオーバー・ヒートが原因だとすると
ノートンはガソリン・エンジン車の時代から常に
熱対策に
苦しめられている事になります。
TTGPも回数を重ねるにつれ、モーター等を
冷却するシステムを持つマシンが出現するでしょう。
例へ、電動とはいえ、
発熱や蓄熱の問題は
不可避だからです。
最初は
空冷、そして
水冷が多用される様になると私は考えます。
しかし、後部
ツイン・ショックの古典的レーサーが最新のバイクレースで3位とは言え、
入賞したのは驚異です。
元々の
ノートンの設計の確かさを示していると私は感じました。