「峰風」とともに
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591.ゼロ・エミッションレーサー、ノートンはバイクもリサイクル?
 例によってあちこちのBLOGに御邪魔させてもらっているとおや?と思うBLOGがありました。
elimiさんのバイク生活あれこれ(TTXGP 第2戦は Lightning Motors が勝利)です。

掲載されているサイトに跳んで動画を見ていると2番手で走っているレーサーに眼が吸い付けられました。
1977年にレース活動を中止したバイク界の名門ノートンのレーサーの最終型に似ている・・・。

掲載されている他のサイトにも跳んでみるとやはりありました。
Team・Noton・Electraのレーサーでした。

元になったのは1974年型のパイプ・フレーム型と思われます。
これからガソリン・タンクを取り去ったものが原型と見ました。
(ホイールも18インチから17インチに変更している様です。)

環境保護教化の一貫として始まったTTXGPですがレーサーまでリサイクルとは恐れ入りました。

レースはLightning Motors がポールツウフィニッシュを決め、優勝しましたが、Team・Noton・Electra(#37)は
序盤2番手でしたが終盤、Zero/Agni(#22)に抜かれてしまい、3位に順位を下げてしまいました。
何故、Agniに追いつかれたかは解りませんがスピードダウンしたのは確かです。
これがモーターのオーバー・ヒートが原因だとするとノートンはガソリン・エンジン車の時代から常に熱対策に
苦しめられている事
になります。

TTGPも回数を重ねるにつれ、モーター等を冷却するシステムを持つマシンが出現するでしょう。
例へ、電動とはいえ、発熱や蓄熱の問題は不可避だからです。
最初は空冷、そして水冷が多用される様になると私は考えます。

しかし、後部ツイン・ショックの古典的レーサーが最新のバイクレースで3位とは言え、入賞したのは驚異です。
元々のノートンの設計の確かさを示していると私は感じました。

# by SS992 | 2010-06-13 19:42 | メカ談義 | Trackback | Comments(2)

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