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お騒がせ首都大「ドブスを守る会」に別ターゲットも存在 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:ネット社会
首都大学東京システムデザイン学部4年の男子学生2人が、「ドブスを守る会」と称して撮影した一般女性の動画を動画投稿サイトに公開していた問題で、学生らが身体障害者の女性や高齢者も笑いのターゲットにしていたことが新たに分かった。同大は原島文雄学長名の謝罪文をホームページに掲載したが、学生らは一連の活動を「アート」と“曲解”していたフシもあり、そうだとすれば問題の根は深い。(夕刊フジ)
学生らは今月初旬、道行く女性に「雑誌の撮影」などと声をかけて動画を撮影。その後、「ドブス…」という会の名称を名乗り、画像削除を求める女性と、それを嘲笑する自分たちの姿を動画に記録・公開していた。被害女性は15人で、そのうち2人が素顔をネット上に公開された。
だが、学生らの愚行はこれだけではなかった。仲間内で情報交換するサイトを通じ、身体障害者の女性と健常者の女性の反応を比較することまで計画していたのだ。「ドブス…」動画が発覚したため、計画は実行されなかったが、発覚しなければさらに被害者が増えていたのは間違いない。
また学生らは経営難にあえぐ70代の男性洋品店主に対し、インタビューと称して「今日の昼ご飯は?」「趣味は?」など無意味な質問を繰り返したあげく、「ここ絶対つぶれますね」と吐き捨てる動画も撮影していた。
一体なぜ、彼らはこんな撮影を行ったのか。学生らは大学側の調査に、「不道徳なものから生じるおかしみを追求することで、何かしらの表現ができると思った」と話しているという。これについて、同大の関係者は次のように語る。