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【芸能・社会】

桑田流マニフェスト発表 8月シングル発売など公約6ヵ条

2010年6月23日 紙面から

ソロ活動中の桑田佳祐の最新アーティスト写真

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 ソロ活動中のサザンオールスターズの桑田佳祐(54)が22日、「四六時中、音楽主義宣言」を発表した。10月20日に出す8年ぶりのソロアルバムの制作が佳境に入り、急きょ8月25日にシングル発売を決定するなど今後の動きに向けた桑田流マニフェストだ。

 所属レコード会社などを通じて発表された桑田の宣言は、6項目(表)。最初は、これまでもサザンやソロ活動で「音楽で日本を元気に」してきたが、あらためてファンの期待に応える決意の表明だ。

 その具体的なアクションとして先に発表していた5大ドーム&アリーナツアーのタイトルが決まった。「桑田佳祐 LIVE TOUR 2010 全国への階段〜Stairway to Nippon」。ハードロックの雄、レッドツェッペリンの名曲「天国への階段」をもじった。

 8月にはソロで13枚目となるシングル「本当は怖い愛とロマンス」の発売が決定。意味深なタイトルだが、突然女に切り捨てられた男が女の不可解さを嘆き、唖然としている様子を描いた内容という。ポップでメロディアス、底抜けに明るいのに、その中にそこはかとなく切なさをたたえる曲調にのせて歌われるキラーチューンになりそうだ。現在フジテレビ系「めざましテレビ」などで流れている「EARLY IN THE MORNING」も収録される。

 また、「ROCK AND ROLL HERO」以来8年ぶりとなるソロアルバムの内容について、「最高傑作」を約束。制作中の作業が、きわめて順調で手応え十分をうかがわせる。

 そして、いち早くファンに聴いてもらうため、9月22日に全国数カ所で試聴会を開催する。ホール規模の会場で、全曲聴かせる試聴会は異例のことだ。入場方法など詳細は後日発表される。

 今後も、サプライズを計画中という桑田。並々ならない思いを込めた「宣言」は、これから一つ一つ決行されてゆく。

 

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