2010年4月24日 0時42分 更新:4月24日 1時0分
ソニーは23日、3.5インチフロッピーディスクの国内販売を来年3月末で終了すると発表した。現在でもシェア7割の国内最大手だが、パソコンに接続して使うUSBメモリーなど大容量記憶メディアの普及が進み、役割を終えたと判断した。他の国内大手メーカーは既に撤退している。
ソニーは81年に世界で初めて3.5インチのフロッピーディスクを発売。パソコンやワープロの記憶媒体として広く普及した。02年度のピーク時に4700万枚を国内出荷したが、09年度には1200万枚に落ち込んでいた。海外での販売はインドなど一部を除き、3月末で終了している。【弘田恭子】