大相撲、宮城野部屋に所属する幕下以下の力士も野球賭博問題で、関与していたことが22日、分かった。この力士は横綱白鵬の付け人を務めており、すでに警察による事情聴取も受けている。部屋付きの安治川親方(元幕内光法)は「答えようがない。本人とちゃんと話をしなければとは思っているんですが…」と否定はしなかった。また、武蔵川理事長の弟子である幕内垣添(武蔵川)と幕内嘉風(尾車)、十両春日錦(春日野)が野球賭博への関与を認める上申書を協会に提出していたことも、協会関係者の話で明らかになった。武蔵川部屋では元大関の幕内雅山に続き、2人目の野球賭博関与となる。
(2010年6月22日)