わたしは聖書の神、万軍の主ヤハウェである

【わたしはあなた方の父】



さて、すべての者たちよ。わたしも同じ。

わたしは聖者の中の聖者、そして、すべての人々の父。

私はこのように思ったのだ。


『すべての人はみな、私の子。世間の楽しみに心を奪われ、知恵のかけらもない。

畜生界、餓鬼界、地獄界は安住できる場所ではない。火宅のようなものだ。

人々の苦しみが充満して、はなはだ恐ろしいこととなっている。

常に、生きる、老いる、病む、死ぬに、憂い苦しむ。

この苦しみは、燃え続ける火のようだ。

わたしは、すでに三界の火宅から離れ、林野に静かに穏やかに暮らしている。

また、地獄、餓鬼、畜生の三界の所有者もわたし自身に他ならない。

そして、その中の人々は皆、わたしの子。

大切な、わが子たちが畜生の難、餓鬼の難、地獄の難に遭い、もがき苦しんでいる。

そして、これを救い護ることが出来るのは、私一人。

でも、教え、さとしても、誰も信じない、誰も動こうとしない。

肉体の世の習いが深く入り込み、執着するためである。』


だから、方便を設けて三乗を説いた。これが預言者であり、エリアであり、メシア。

そして、声聞乗、縁覚乗、菩薩乗の三種の悟り。

人に三界の苦を教え、更に、その地獄、餓鬼、畜生界から逃れる修行を説き示すためである。




わたしは預言者に、神通力を与え、私に従うべきことを教えた。

エリアを通じ、来るべき希望に生きるべきことを教え、

メシアを通じ、すべてを救うべきことを教えてきた。




人々よ。これは、ヤハウェとはどういうものかと喩えで示したものなのだ。

あなた方は、これらの言葉を命で信じ、命に受けよ。



『一切すべてのものが、皆、ヤハウェとなる。

一番微妙で、一番清浄。

すべての物事、真理の中でこれ以上のものはない。

ヤハウェはこれを聞いて喜び、

一切衆生は、称讃すべきところ。

供養すべきところ。

礼拝すべきところ。

無量億千の、解脱の諸々の力あり。

無量億千の、禅定の知恵あり。

この、解脱の力、禅定の知恵により、このようにヤハウェはすべての法を生む。

そして、人々に永遠の楽しみを与える。

メシアも、預言者たちも、この一乗に乗せ、直接、ヤハウェとなす。』





この因縁ゆえに、

《すべてのものが求める、ヤハウェの真実の教え》と語るのだ。



これを読むすべての人よ。そして、ここに集まっているすべての神々、天使、悪魔たちよ。

良いか。老いたる者も、若き者も、男も女も、皆、私の子なのだ。

私は、あなた方の父。


人よ。

あなた方は、長い間・・・・・輪廻を繰り返し・・・・・また、繰り返し・・・・・・

人の苦に焼かれ続けていたのだ。もう良いであろう???

もう、地獄、餓鬼、畜生の三界に留まるのはやめよ。



私は前から語っている。


『人は、死により、すべてが滅びるのではない。人の実体は滅びることはない。』

と。



そして、今、人としてこの輪廻を繰り返すのみではなく、

ヤハウェの知恵としてこの言葉を付け加える。

【自身を成就して輪廻から離れよ】