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北朝鮮に不正輸出 全面禁止後も継続か
北朝鮮に不正輸出したとして15日に逮捕された山口県の貿易会社の社長らが、去年6月に日本から北朝鮮への輸出が全面禁止となった以降も、雑貨などを輸出していた疑いがあることがわかった。
この事件は、山口県の貿易会社「慶南商事」社長・金秋福容疑者(63)と妻・鄭由起子容疑者(55)が、「ぜいたく品」として北朝鮮への輸出が禁止されている化粧品を去年5月に不正に輸出したとして、外国為替法違反の疑いで15日に逮捕されたもの。
警察への取材で、慶南商事は、去年6月に北朝鮮への輸出が全面禁止になって以降も、去年8月にシャンプーなど534万円相当、去年10月に殺虫剤など350万円相当を中国経由で輸出した疑いがあることが新たにわかった。
警察は、輸出の詳しい経緯を調べている。
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