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老舗の銭湯で風呂場の背景画描きかえ 東京
東京・足立区の老舗の銭湯で14日、壁に大きく描かれた背景画が描きかえられた。
足立区にある昭和4年(1929年)創業の「大黒湯」は、外観や規模から、銭湯愛好家からは「キング・オブ・銭湯」とも言われている。風呂場の壁一面に描かれている背景画は定期的に描きかえられていて、その作業が14日に行われた。
筆を執ったのは、今や日本に2人しかいない、銭湯の絵を専門にしたペンキ絵師・中島盛夫さん(65)。ダイナミックに描かれる下絵によって以前の背景画を消した後、雪の質感や木々の色の重なりなどを細かく描き込んでいき、午前10時から2時間半かけて、男湯に写実的な新たな富士山が描かれた。
中島さんは「出来栄えいいでしょ。水の流れとか富士とか、本物そっくり。満足」と話した。
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