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摂食障害に理解を 松本の自助グループが団体設立 6月23日(水)

摂食障害に興味がある人らへ参加を呼び掛ける「おはなし会」のチラシ

 松本市を中心に活動している摂食障害の自助グループ「Peer(ピア)」が、摂食障害に対する誤解や偏見をなくすため情報発信をする団体「Peerful(ピアフル)」を設立し、7月18日に発足記念のおはなし会を同市Mウイングで開く。両団体代表の山本春音さん(32)=松本市=は「おはなし会をきっかけに、専門家の講演会を開いたり冊子を発行したりして、理解を広めていきたい」と意気込んでいる。

 山本さんは10年ほど前から、過食や拒食といった摂食障害に苦しんできた。山本さんは2007年、同じ悩みを抱える人同士が語り合う場をつくろうとピアを設立。月2回、松本市の安原地区公民館でミーティングを重ねた。多くの参加者が「絶対に治らない」という自分自身の思い込みや、周囲が摂食障害を理解していないことで何年も苦しんできたことを知った。

 こうした活動も通じ、近年は症状が落ち着いてきたという山本さんは「当事者だけでなく、家族や一般の方たちと一緒に摂食障害を考え、偏見をなくす活動が必要」と発案。今年1月、ピアの女性仲間5人とピアフルの活動を開始。初イベントのおはなし会に向けてチラシを作るなど準備を進めてきた。

 おはなし会ではピアフルの数人が互いに話し合い、自分たちが摂食障害への理解を深めることで症状が回復した経緯について語る。山本さんは「摂食障害の原因や治療法はさまざまだが、周囲の理解があれば確実に回復する。ピアフルを通じそのことを訴えていきたい」と話している。

 おはなし会は午後1時〜4時。参加費は千円。問い合わせは山本さん(電話080・5143・7449)へ。

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