久々の出張

久々の US 出張。2008年末の引越し以来、実に 1 年以上ぶりに訪米。よくクビにならなかったと思います。

2008 年はずっとマニュアル車を運転してたし、日本じゃ全く車を運転しないので、AT のレンタカーを運転するのも 2 年ぶり。体は完全にマニュアル慣れしてて、左足の置き場に困りました。あと、最近は柄にもなく規則正しい生活を送ってるお陰で、「時差ボケ」というものが何なのか、30ウン歳にしてようやく理解できました。

それでもさすがに1年ぶりに来ると、収穫もやたら多いし、入社した当時の気合が蘇ります。今年も大きな目標を見失わずに、要領よく都合よく頑張ろう。


あと、年末に注文してオフィスに送っておいた Kindle を回収。今更ですが、想像以上にステキでした。

和書ですら「何で、どんなしょうもない本でも必ず何百ページとかあるんだろう」と思ってるので、洋書に至っては読み終わることの殆ど無い私ですが、これだと読んじゃいます。

紙の本だと線を引きたくなるのが、そのペンを持たなくていいとか、読み終わっときの栞を挟む作業がないとか、机で読むにも本を両手で押さえる必要がないとか、電子機器だから電磁波が心地よいのか、20行くらい読んで「英語めんどい。。」と思ったあたりでページ送りボタンを押せるささやかな達成感とか、細かいことだと思うのですが、とにかく読むのが苦になりません。帰国後に満員電車で押し潰されながら優雅に読書するのが今から楽しみですし、DSもやらなくなりそうです。

米国で電子書籍の売上が紙の本を超えた、ってのはよくわかります。Amazon の購入が便利過ぎて、誰もが本屋よりも軽いノリで本を買い、誰もが家に読みきれない本を積み上げる時代になったわけですが、Kindle だとさらに便利なので、単純に一人当たりの購入冊数が増えると思います。本屋さんや印刷会社は大変ですが、著者や出版社にとっては嬉しい話でしょう。

ジョブス様の言うとおり、汎用機に比べればもっさりしてるし、出来ることには限界があるし、UIやキー配置も謎が多いし、タブレット PC だったら夜でも読めるし辞書検索とかも間違いなくスマートになるでしょうが、Kindle は Kindle で、価格を低く維持できれば十分生き残ると思います。DX はどうかなー。

こんな昔からやってるソニーの逆襲も、生温かく見守って行きたいと思います（笑顔）。