「大統領怒ってる」オバマ政権批判の司令官更迭か【ワシントン=黒瀬悦成】アフガニスタン駐留米軍のスタンリー・マクリスタル司令官が、25日発売の米誌「ローリング・ストーン」のインタビュー記事でオバマ政権のアフガン政策を批判する発言を展開。 23日にホワイトハウスで大統領に直接釈明する異例の事態となったが、司令官更迭を求める声が広がっている。 司令官は記事で、昨年オバマ大統領にアフガンへの大規模追加増派を進言したがすぐには聞き入れられず、「つらい思いをした」と述べた。また、カール・アイケンベリー駐アフガン米大使が昨秋、増派戦略の効果を疑問視する公電をワシントンに送っていたことに関し、「裏切られた」と批判した。 記事についてギブス大統領報道官は22日の記者会見で、「マクリスタル司令官は重大な間違いを犯した。大統領は怒っている」と明言。一部メディアは、司令官は辞任の意向を固めたと報じている。 マクリスタル司令官は特殊作戦の専門家で、アフガン安定化の「切り札」として投入された。更迭となれば、今後のアフガン戦略への支障も懸念される。 (2010年6月23日11時48分 読売新聞)
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