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終戦特集(10)〜山本五十六連合艦隊司令長官が戦死

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撃墜された山本連合艦隊司令長官の搭乗機の残がい。1984年2月撮影【時事】

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▼山本五十六連合艦隊司令長官が戦死

 1943(昭和18)年4月18日、前線視察のためニューブリテン島のラバウル基地を飛び立った山本五十六連合艦隊司令長官は、ソロモン諸島ブーゲンビル島の上空で搭乗機を米軍戦闘機に撃墜され、戦死した。山本長官は、真珠湾攻撃以来の快進撃を支えた象徴的存在だっただけに、その死が国民に与えたショックは大きかった。その後、日本軍は局地的勝利すらないままに敗戦への坂を転げ落ちることになる。実は、このころまでに米軍は日本軍の暗号を完璧に解読し、山本長官の視察日程も筒抜けだった。襲撃部隊は16機のP38戦闘機で、ガダルカナル島の飛行場からおよそ700キロを飛行した後、長官機を正確に捕捉して撃墜した。しかし、日本軍は以後も暗号が解読されていることを認めようとせず、こうした情報戦への意識の低さが戦局をさらに不利な方向に導いていった。

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