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終戦特集 〜太平洋戦争の歴史を振り返る〜

終戦特集 〜太平洋戦争の歴史を振り返る〜

原爆投下直後の広島市街中心部。右後方に原爆ドームが見える また、8月15日の終戦記念日がやってくる。
 戦争を直接体験した人たちは高齢化し、若い世代に語り継ぐ機会も少なくなっている。
 太平洋戦争は日本人だけで約250万人、アジア諸国で約1800万人もの死者をもたらした。広島、長崎に投下された原爆をはじめ、次々と高性能の兵器が開発されて、それまでの戦争とは違い、兵士だけでなく民間人にも大きな犠牲を出した。
 記事と写真で太平洋戦争の歴史を開戦前の国際情勢から終戦まで振り返り、平和の大切さをかみしめよう。

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◆記事一覧

太平洋戦争関係年表
1931(昭和6)年の満州事変から1946(昭和21)年の極東軍事裁判まで 太平洋戦争関係年表
 
上海事変(第1次)勃発
中国・上海で日本人僧侶襲撃事件をきっかけに日中両軍の武力衝突が発生 上海事変
 
2・26事件
国家改革を目指す陸軍の青年将校に率いられた反乱部隊が政府首脳を襲撃 2・26事件
ノモンハン事件
満州国とモンゴルの国境付近で日本とソ連の大規模な軍事衝突が起こり、日本は大敗 ノモンハン事件
 
第2次世界大戦始まる
ドイツはソ連と不可侵条約を締結後、ポーランドへ侵攻。第2次大戦に発展 第2次世界大戦始まる
 
山本五十六連合艦隊長官
山本五十六中将が連合艦隊司令長官に就任。当初、米国との戦争には消極的だった 山本五十六連合艦隊長官
日本軍、真珠湾を攻撃
日本海軍がハワイ・真珠湾を奇襲攻撃。太平洋戦争が始まる 日本軍、真珠湾を攻撃
 
米軍、日本本土を初空襲
米軍は空母から双発爆撃機を発進させ東京、名古屋などを空襲。日本の度肝を抜く 米軍、日本本土を初空襲
 
ガダルカナル島の戦い
ソロモン諸島まで進出した日本軍は、米軍の本格的反攻で大損害を被る ガダルカナル島の戦い
カイロ会談
戦局は連合軍有利に展開。英・米・中3国は結束を固め、日本を追い詰める カイロ会談
 
山本五十六大将が戦死
日本軍快進撃の立役者だった山本五十六大将が米軍の待ち伏せ攻撃で戦死 山本五十六大将が戦死
 
インパール作戦
起死回生を狙う日本軍はビルマからインドへの侵攻を図るが、壊滅的敗北を喫する インパール作戦
連合軍、フランスに上陸
ヨーロッパでも連合軍が反攻を始め、北フランス・ノルマンディーに上陸 連合軍、フランスに上陸
 
米軍、零戦を徹底分析
米軍は日本の主力戦闘機・零戦を回収して徹底分析。弱点があばかれる 米軍、零戦を徹底分析
 
B29による本土空襲始まる
マリアナ諸島を制圧した米軍は、超高性能爆撃機B29による日本本土爆撃を始める B29による本土空襲
特攻機による攻撃
フィリピン防衛戦で、日本軍は特攻機による敵艦船への自爆攻撃を開始する フィリピン防衛戦
 
硫黄島守備隊が全滅
硫黄島を舞台に日米両軍が死闘を展開。日本軍守備隊2万人が全滅する 硫黄島守備隊が全滅
 
東京大空襲
東京の深川地区をB29の大編隊が空襲。焼失家屋27万戸、死者10万人 東京大空襲
沖縄戦
米軍が沖縄に上陸。女性や子どもを巻き込んだ悲惨な地上戦になる 沖縄戦
 
広島、長崎に原爆投下
米軍は広島、長崎に原爆を投下。両市は壊滅、未曽有の被害をもたらす 広島、長崎に原爆投下
 
ポツダム宣言受諾
日本はポツダム宣言を受諾し無条件降伏。太平洋戦争が終わる ポツダム宣言受諾
ミズーリ艦上で降服文書調印
連合国最高司令官マッカーサー元帥が日本に到着。降服文書が調印される マッカーサー元帥
 
極東軍事裁判
日本の戦争犯罪を裁くため軍事裁判が開かれる。東条英機元首相ら7人に死刑判決 東条英機元首相ら