宅配大手の佐川急便が21日、京都市東山区の花街・祇園に町家を改装した集配センターを開設し、スタッフに飛脚のスタイルをさせて業務を始める。
コンセプトは江戸時代。木造2階建てのセンターの軒先にはあんどんやのれんを設置し、スタッフの腹掛けや法被、集配用カートには「飛」の文字を入れる凝りようだ。
京情緒の演出に一役買うと共に、競争が激しい宅配業界で「企業ブランドを向上させる狙いもある」と同社。配置される4人のスタッフにとってはちょっぴり“重荷”かも。【入江直樹】
毎日新聞 2010年6月20日 14時06分(最終更新 6月20日 14時26分)