世川行介放浪日記

日々の雑感。昔話。時事問題への言及。

あと20枚

2010年06月16日 01時17分49秒 | Weblog

 今日、少し、メールを整理していて、
 研一郎ちゃんがこの間、
 CDのお金のことで、馬鹿グループが、
 「寄付金詐欺だ』とか言って、ネットで騒いでいる、
 と教えてくれたので、
 一体、だれが、何を騒いでいると言うのだろう、
 と、
 ぼくの<女神>や、顔見知り、でない<夢の参加者>を、
 全部点検してみた。

 笑った。

 広島のK女史を除いて、
 研一郎ちゃんを含めた9人全員、
 ぼくの<50人>のメンバーだった。

 この9人と、顔見知りたちには、
 「小沢本の印税の一割の夢」に変えます、と、すでに伝えてある。

 K女史は、即刻返済しようか、と言ったら、
 いりません、とメールをくれていて、
 それはここのコメント欄に保存してある。

 いったい、
 その連中は、
 何を騒いでいるのだ?

 ぼくには、まったく、わけがわからない。

 まあ、何か難癖をつけたいのだろう。
 これくらいが、あいつらの世川糾弾ネタなのか?
 どうせ、何の証拠も出さず、
 フィリピン馬鹿の陳述だけで、
 ああだこうだと井戸端会議よろしく、話を大きくしているのだろう。
 いかにも<日本的>ですこと。
 好きなだけ、勝手に騒いでくれ。


 もう一人、馬鹿がいて、
「もうやめた」
 と言いながら、
 ちょっと目を離した隙に、
 また、何やら書き込んでいた。

 好きなだけ書き込んで来い。
 その度に消してやるから。

 でも、
 今日は、3時間ほど掲載されていて、よかったな。
 みんなの目に触れたと思ったら、嬉しさに涙が出ただろう?

 そうかと思うと、
 「コメントお礼」なんて、
 わざとらしい「仕切り屋」をやる馬鹿も出てきた。
 新しいHNを考えるのも、大変だろうに、ご苦労なことだ。


 今日、ある人が、メールで、
 大島楯臣(=豊後の小兵衛)とあの家久来澄夫が、
 二人で、
 「小沢一郎を支援するブログ」をやっている、 
 と、教えてくれて、
 世川行介、
 ただ、あんぐり。
 なにか書くのも億劫になった。


 くだらない話は、これくらい。


 ぼくは、<50人>のうちに、10人ほど、
「この人たちからは、返事が来なくてもいい。
 読んでもらうだけでいい」
 という人を持っている。
 実際、その人たちからは、
 ごくたまにしか、メールは返ってこない。

 今日
 朝と夕方、
 その10人の中の3人から、
 先日送った文章に対する感想が送られてきた。
 3人ともが、
「今日の文章はよかった。共感しました」
 と書いてくれていて、
 ああ、書いた甲斐があったなあ、
 と、
 正直、報われた思いがした。 


 ぼくは、小沢一郎に関して、
 どうしても書きたい「一つの仮説」があって、
 今回、300枚のドラマの中に、それを忍び込ませることができ、
 しかも、
「この人たちは高い見識の持ち主だなあ」
 と思ってきた人たちから、
 「よかった」「共感する」という言葉をもらって、
 非才な物書きとしては、すこぶる嬉しかった。

 書く喜びというのは、このことだな、と痛感した。


 長かったぼくの作文も、
 正確に言うと、原稿用紙で、あと20枚、
 までとなった。
 書き直し書き直しの日々ではあったが、
 よくぞここまで来た。
 えらい、えらい。

 さあ、あと10日ほど、
 思い切って、走ろうではないか。

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もっと、小沢一郎の力量を信じなさいよ

2010年06月15日 15時58分08秒 | Weblog

 うとうとしていた朝11時に、T君から電話があって、
「どうしたんだ?」
 と聞くと、
「上野〜。上野〜」

「お前、
 こんな早い時間から、上野なんか、来るなよ」
「もうすぐ浅草〜」

 仕方がないので、
 11時半、
 雷門前で、会った。

 眠くてたまらなかったけど、
 コーヒー店を探して歩いた。

 今日の浅草は夏のように陽射しが強く、暑かった。

 季節が移り変わるのは、実に早い。
 こうして、あっという間に歳をとっていくのだな。

 最近のT君は、
 もう、会うなり、「小沢、小沢」、だ。
 たった2年でこれくらい極端に変わった男も珍しい。
 今日も、二時間、
 小沢の話と、菅内閣の悪口ばかりを言っていた。


 明後日、「小沢フォーラム」に行くのに、
 あまりにも、髪ボーボーだったので、
 これでは、必ず、「Y家の母妻」さんに目をそむけられるな、
 と思い、
 T君と別れた後、1000円カットに行ってきた。

 髪を切っても、
 貧乏くさいジジイは貧乏くさいジジイのままだった。

 夏用のブレザーでもあれば、
 少しはこましに見えるかな、
 と、
 その手の店を少し回ったが、
 よさそうな品は高価で、
 安いものは、芸術的な僕には似合わず、
 ……、チェッ。
 あきらめて帰ってきた。

 Tシャツ姿で出席するのは、きっと僕だけだろうな、
 そう思って、会場光景を想像したら、
 ふ〜む。
 なんか、今のわが身が哀れになった。
 トホホ。


 昼ごろ、
 また、いつもの阿呆が「悪態コメント」を寄越していて、
 早速、削除した。
 すぐに消されるので、今日を最後に、もう送るのはやめた、
 と書いてあった。
 結構なことだ。


 昨夜、
 関西の或る<未知の読者>女史から、
 購読料を送ったという知らせを兼ねて、
 丁重な便りが届いた。
 名を名乗り、住所まで明記して、自分の思いがしたためてあった。

 ああ、この人は信頼のできる人だなあ、
 と思ったので、
 <50人>に加わってもらおうと、
 書きかけの小沢本の原稿を全部送った。

 こういうきちんとした<未知の読者>が、どんどん増えてくるといいなあ、
 と夢想した。
 もう、
 馬鹿や阿呆の「悪態コメン」トは、読み飽きたもんね。



 話は、ぜんぜん変わるが、

 小沢ファンの多くは、
 政権主体が変わって、
 なんか、小沢一郎から力がそがれたかのように嘆いているが、
 その嘆きは、表舞台だけを見るからなのだ、
 と言う気がする。

 僕は、先日から、
 旧自由党の議員や親小沢議員たちの地域分布を少し調べていたが、
 そこで気がついたのは、
 菅直人でも、枝野でも、前原でも、
 彼らは所詮、まだ、一介の野党議員に過ぎない、
 ということだった。

 たとえば、
 岩手県の小沢一郎、
 山形県の加藤紘一
 長野県の羽田孜、
 広島県の亀井静香、
 といった政治家に見られる「地域政治への影響力」は、
 彼らには、ほとんど、ない。

 だから、
 前原誠司が京都府で、
 菅直人が東京都で、
 絶大な影響力を行使できるか、といったら、
 決してそうではなかったのだ。
 彼は、
 これまで、
 その地域の一国会議員に過ぎず、
 やっとつかんだ政権党の中枢の座にいなければ影響力を発揮できない、
 その程度の政治家にすぎない。

 この事実を見過ごすと、
 日本政治に関するすべての判断が、狂う。

 マスコミが、
 小沢一郎は、選挙選挙の男だと非難するが、
 実は、
 あれは、恐怖の裏返し批判だ。

 小沢一郎は、
 これまでに、
 選挙を通じて、
 少しずつ、都道府県の<地方政治の核>を握ってきたのだ。

 たとえば、
 小沢一郎は、
 長崎県という、一見小沢一郎と無縁に見える県で、
 自民党の実力者久間何とかに対抗して、
 福田なんとかという女の子を擁立して、当選させた。

 みんな、あの女の子の魅力か、風の気まぐれ、みたいな話をしているが、
 それまで、長崎県で、
 小沢の盟友西岡武夫や、
 新生党時代からの山田正彦が、
 15年以上をかけて根を張ってきたからこそ、
 あんな勝負を打てたという事実に気づこうとしない。

 出たとこ勝負の博打を張っているのではないのだ。
 今度の参院選候補者だって、
 小沢一郎の頭の中でだけは、
 緻密に計算されているのだ。

 枝野や前原には、
 そんな計算もできなければ、
 そんな地方基盤もないし、
 力のある盟友もいやしない。

 長崎県だけではない。
 ほかにも、そんな県は、あちこちにあるのだ。

 中央政権の看板がどう変わっても、
 政権の本当の基盤は、
 今も小沢一郎の手にあり、
 小沢一郎を失ったら、
 無党派層軽薄クラスの風頼りで、ポーズポーズの枝野や前原に、
 緻密な選挙がやれるわけがない。


 もっと、
 小沢一郎の力量を信じなさいよ、
 と、
 僕は言いたいね。

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「藍」さんへ

2010年06月14日 15時33分44秒 | Weblog

 要の部分を書き終えた安心感からか、
 今日は、寝たり起きたりの半日を過ごしている。

 その原稿に関して、
 <50人>のうちの何人かからメールをもらった。
 初めて知ったが、
 みんな僕よりも、2〜3歳年上の人だった。
 僕は、この部分を、
 現在の50代後半から60代に向かって書いたので、
 この年代の人に、
 僕が書きたかったことを理解してもらえて、
 とても、嬉しかった。


 正午に<キスママ>から電話があって、
「身体、大丈夫?
 少しは眠らなくちゃ駄目よ」

 なんて優しいんでしょう。
 もう、ラブラブしちゃおうかな。


 <未知の読者Y・T>さんが、
 送った原稿を縦書き印刷したものを送ってくれて、
 うん、
 たしかに、
 縦書きにすると、書籍っぽくなるなあ、
 と感心した。
 みなが、
 書籍化したものが読みたい、と書いてくるのも、
 なんか、わかるような気がした。

 さっきカウントしてみたら、
 全文で105000字になっていた。
 とりあえず、あと15000文字だ。
 原稿用紙換算で40枚。
 ここからは、一気だな。

 数日間、頑張ろう。



 「藍」さんへ。

 書かれていることが、何のことやらわからなかったので、
 インデックスの「コメント」を流し読み、
 やっと、意味がわかった。

 あれは、
 どこかの誰かの意見で、僕の姿勢とは、何の関係もない。

 僕は、
「この日記が購読料に値すると思った読者は、
 購読料を送ってくれ」
 と言っているだけだ。
 ほかの事は、何も言っていない。
 あなたのおっしゃるとおり、
 この日記と小沢本の間には、
 何の関連性もない。

 一つ言えることは、
 あんなことを書き込んでくる人は、
 絶対に購読料なんか送りはしない人だ、ということだよ。
 勝手に、好きなことを書いているだけ。
 書かせておけばいい。

 この人物の「コメント」については、
 一番下に、
 「権兵衛」さんが、解説をくれていたではないか。
 あれを読めば、
 それでいいだろう。


 僕は、
 どうでもいい「コメント」と、
 僕に好意的な「コメント」については、
 できるだけ関与しないことを、
 この日記の原則にしている。
 また、
 「悪態コメント」と「目立ちたいためだけの無意味コメント」以外は、
 掲載を拒否しないことにしている。
 これは、この日記の「コメント」について、僕が僕に課した原則だ。

 掲載されているからといって、
 僕がその意見を是認しているものではない。


 僕が、引き合いに出してからかう「コメント主」は、
 <50人>に一人に限っている。
 この人たちは、それを怒らないだろう、と思っているからだ。
 しかし、
 最近、
 高年齢について書くと、そうでもない、
 ということが、
 わかってきたけどね。


 今朝も、
 例の小林何とかが、昨日と同じ文章を書き込んでいたが、
 すぐに削除させてもらった。

 僕は、
 不思議でならない。

 これだけ僕が、
「お前は書くな!
 書いてきても削除する」
 と言っているのに、
 狂ったみたいに、
 毎日、毎晩、
 執拗に書き込んでくる。
「何度でも書き送る」、と宣言していた。
 これは、
 「家久来澄夫」や「えび」たちとは、また異なった、不思議な情熱だ。
 いくら書き込んでも、馬鹿にされるだけなのに、よくやるもんだなあ。


 狂っている、という点では、
 どっちもどっちだが、

 こんな男たちの、
 暗く執拗な情熱。
 僕には、てんで、わかりませ〜ん。

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朝のたわごと

2010年06月14日 07時47分06秒 | Weblog

 やっと、「自由党時代」を書き上げ、
 昨夜とさっきの二回に分けて、<50人>に送った。

 いかにも歩みがのろく、
 自分でも呆れている。

 中には、
「参院選に間に合わないでしょ!」
 だとか、
「9月の党首選まで書き上げなさい!」
 とか、
 一番ひどいのは、
「小沢一郎没後10年記念にでも読ませる気なの?!」
 というお叱りメールが来て、
 可哀相に、
 僕は、うなだれている。


 世川行介君は、
 「無類の女好き」を公言して、恥じることなく生きているのだが、
 最近、
「ホント、
 お前。
 この15年間、
 韓国の女たちとだけつきあってきて、よかったね」
 と、
 自分を褒めることしばしだ。

 日本の女に比べたら、韓国の女は気が強くていかん、
 というのが定説で、
 先日、<未知の読者T・Iさん>も、そう書いてきていたが、
 なんの、なんの。
 僕だけは、
 それが、真っ赤な大嘘であることを知っている。

 「LEE」さん。
 「Y家の母妻」さん。
 「うば桜」さん。
 「宮口久美子」さん。
 「<未知の読者>何番目か」さん、
 「永吉紀子」さん…、
 あの人たちに比べたら……、
 ……、
 比べたら……、
 ……、
 ……、
 いや、
 何でもない。


 土曜日の夕方から、今まで、
 一度、近くに弁当買いに行っただけで、
 ずっと部屋にこもって過ごした。

 さすがに疲れたが、

 その間にも、
 <40歳>
 と、
 <キスママ>
 からだけは、
「頑張っている?」
「身体、大丈夫?」
「無理しないでね」
「今度必ずラブラブしてあげるから」
 という心配と声援の電話があった。

 二日間、何回メールを覗いても、
 そんな優しいメールなんか、どこにもありゃしない。


 土曜日、
 最後に外界にいたのは、
 <キスママ>との喫茶店、
 初めてのデートであった。

 この僕が、
 喫茶店で女とお茶だけ飲んで、
 他愛もないおしゃべりをして、
 それで、じゃあねと別れるなんて、
 何年ぶりのことだったろう。
 プラトニックラブって、ホント、いいなあ。

 今の僕は、この女といる時が、
 一番心がゆったりとし、
 何の気兼ねもなく、
 言葉を選ぶ必要もなく、
 安らげる。

 まだ40歳に1歳くらい若く、
 美しくもあり、
 何よりも、優しい。

 目下、太目の嫌いな僕とのラブラブに備えてダイエット中で、
 その心がけが、とてもいい。

 このままラブラブまで行っちゃおうかな、
 とも思うのだが、

 最近とみにわがままになってきた<40歳>も捨てがたく、
 済まし屋の<西浅草の女>も、それはそれでなかなか魅力的で、
 揺れに揺れている僕である。

 でも、まあ、
 <40歳>と、<4駅先の女>以外は、
 僕の歩みののろさに耐え切れなくなって、
 みんな逃げていくのは、わかっているけどね。


 この歩みののろさで、
 何人の人間を失ってきたことであるか。

 みんな、
 本を書くと言うと、
 いくら長くても、半年くらいで書き上げて出版かと思っている。
 『歌舞伎町ドリーム』は、
 取材開始から、出版まで、5年かけた。
 普通の女が、待てるわけがない。
 みんな行方不明になった。

 しかも、
 出版しても、
 売れないから、
 ぜんぜん金持ちになれない。
 お金のない男は、
 愛せても暮らせない。
 この世は、よくできている。
 お陰で、僕は、いつも自由すぎる独り者。


 もう、そろそろ、
 女と、一つの窓から朝の空を眺めて見たいなあ。
 ラブホテルじゃ、窓が開かないものな。
 
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「友納」さん。ありがとう

2010年06月13日 15時44分38秒 | Weblog

 やっと、小沢本の一番要の部分の文章を書き終えた。

 あれこれ考えて、
 この10日間ほど、書き直しの連続だった。

 明日の朝までには、
 少し送る。


 まだ生きているらしい「悪態馬鹿」が、
「くそ本の出版が楽しみだ」、と書いてきていたが、
 心配するな。
 お前の頭では理解できない本だ。

 こいつの悪態も、相変わらずだね。
 何度も言っているが、
 <未知の読者>と、僕が書くときは、
 そこに、知性が含有されていることが前提なの。
 お前がその名を使うと、知性からの罰があたるよ。


 もうここに書くな、といったはずの小林何とかというのが、
 阿呆文章を寄越していて、
 何が書いてあるのかと、読みかけたら、
 自分は、
 お前よりいい大学を出て、経験も豊富で、立派な人間だ、
 と、
 自慢話が書き連ねてあった。

 結構な話で、
 ここで無料で人に読ませるのは、あまりにもこの男に失礼なので、
 削除させてもらった。

 どうか、
 文芸社からでも、自費出版して、広く世に知らしめてくれ。


 <悪態幽霊>たちについては、
 昨日の日記で書き尽くしたので、
 もう、あとは、
 即刻削除措置を施すだけにする。


 ただ、
 「元山陰のセールスマン」こと、
 家久来澄夫。

 お前が、
 お前の住所から電話番号まで、この世に公表してほしかったら、
 言って来い。
 ご要望に応えてやる。

 お前。

 僕が、
 お前の名前から住所まで知っているわけがないと、
 高をくくってやっていただろう。
 ちょっと、驚いたか?

 そういう精神姿勢を、
 人間のクズ、と言うんだ。

 お前なんかと違って、
 僕は、韓国女にモテモテの「ジェントルマン世川」なんだよ。

 お前がよそで、どんなに僕の悪態を書いても、
 お前が、ここに押し寄せてこない限りは、
 たとえ下卑たお前でも、世間に売ったりはしないんだ。
 そこが、僕や大島楯臣と、フィリピン馬鹿との違いだ。

 お前らは、
 <粘質性の女>だが、
 僕や大島楯臣は、<男>なんだよ。

 お前が大島楯臣の名前を口するのが、
 僕は、おかしくてならない。

 しょせん、お前は、
 ハンドルネームでネット幽霊社会を泳いでいるのが、
 一番お似合いだな。

 少しは、
 「友納」さんの、あの謙虚で誠実な心を、煎じて飲んだらどうだ?



 昨夜、
 「友納」さんのコメントを読んで、
 その、「人としての誠実」に、敬服した。

 ひょっとしたら、
 僕は、
 彼女、と書くべきとことろを、彼、と書き間違えたのかもしれないが、
 そんなことは、どうでもいい。

 「友納」さん。
 いつでもいいから、
 この日記が存続している間には、
 一度、メールをくれ。
 僕は、
 その日を、
 心待ちに待っている。

 そして、
 これだけは約束する。

 あなたの期待を裏切らない日記を、書き続けてみせる。


 思うに、

 どうも、
 僕が昨日の日記で、
 この日記に「仕切り屋」はいらない。
 と書いたのを、
 みんな、自分のことを言われたのではないか、
 と誤解したらしく、
 「コメント」が途絶えた。

 それは、違うからね。

 僕は、
 ここ数週間のような光景にするのが、夢だった。
 やっとここまで来たぞ、
 と、
 自分で自分と握手して喜んでいた。


 せっかく、二見さんが、
 皆さんのためだけに、
 貴重な一文を寄稿してくれたのだ。
 少しは「コメント」を書いてくださいよ。

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寄稿 誇り高き自由人二見伸明さんから、<未知の読者>諸氏へ

2010年06月12日 21時47分39秒 | Weblog

 「未知の読者」の皆さん。

 誇り高き自由人 二見伸明です。

 私は、出来るだけ、
 人に媚びることなく、過去現在のしがらみから離れて生きたいと考え、
 「誇り高き自由人」という大それた名前(戒名かもしれません)を付けました。
 その私が、自らの掟を破って、小沢の旗振りをしているので、
 時々、別の「私」が、
「どうなっちゃてるの」
 と、
 心配そうな顔をして、覗き込みます。


 私は今の政治を、このように例えています。

 今まで、長いこと住んでいた家が朽ち果ててしまった。
 17年前、
 小沢くんが、
 築1000年はもつ、時が経れば経るほど輝きを増す法隆寺のような本格的な、
 すばらしい家を作ろうと、
 設計図を描き、
「私がオーナーになってもいいし、設計施工管理者でもいいよ。
 場合によっては、小沢の名前を出さなくてもいい。
 私の願いは出来上がった建物を見ることだから」
 と言った。

 「谷垣」くんは、
「懐かしいあばら家のほうがなんとなく気が休まりそうなので、
 修繕しながら、使うから、本格的な家は必要ない」
 と迷惑千番のようす。
 「みんなの渡辺」くんは、
 「新しい家」にちょっとばかり、間借りをしたそうな気振りを見せたけれど、
 見取り図を描いたのが、ごまかしの効かない小沢くんなので、
[あまり、儲かりそうもないな。
 ボロ家の主が変われば、元の家で結構]
 と、思っている。

 気も狂わんばかりに驚いたのが、
 長年住みついた、シロアリで、
「小沢を殺さなければ、俺たちが日干しになる」
 と大騒ぎ。
「敵の中の不満分子は味方だ」
 と「民主党家の土台や柱」に食い入みはじめた。

 「民主党家」も複雑で、
「どんな良い家でも、小沢の匂いがするから、いやだ」
「小沢の『男』を挙げるのはシャクだ」
「どうせ、民草は、
 イケメンを見れば、中身なんか考えもしないで『キャーキャー』言って喜ぶのだから、
 ペンキを塗りたくった、見てくれのいい、安普請の家で十分さ」
 など、
 器量の狭すぎる、あるいは、不届きな輩もいる。
 その隙をついて、
「美味しい汁を飲ませてくれた『御恩返し』は、今、この時なるぞ」
 とかわら版屋がわめいている。


 小沢は、
 新しい家について、熱心に、丁寧に説明するのだが、
 雑音が大きすぎて、なかなか、聴きとりにくい。
 このままでは、
 シロアリも駆除出来ず、
 あたらしい家も日の目を見なくなるかもしれない。
 困るのは善良な人たちだ。


 大手マスコミは、
 鳩山が最終的には、幹事長の座にしがみつく小沢を説得して、小沢と心中した、
 と報じています。
 これは組織や党規約を全く知らない、
 為にする、ジャーナリストの低能ぶりを物語っています。
 規約では、
 幹事長は代表の任命です。
 任命権者の代表が辞任すれば、幹事長は自動的に解職されるのです。
 鳩山さんが無理心中する必要は全くないのです。

 善意に解釈すれば、
 昨年、
 小沢の秘書が逮捕され、小沢が苦境に立たされた時、
 鳩山が「一蓮托生」と発言し、
 のちに、
 小沢が代表を辞任した場合、「一蓮托生」では代表選に立候補出来なくなるのでは、
 と危惧して、発言を軌道修正したことを思い起こし、
 小沢が代表選に出るのか、
 それとも、幹事長に再任されることを危惧したのでしょう。

 人の心を読めない暗君ですね。


 菅くん評は後日に。

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<男>について

2010年06月12日 15時39分20秒 | Weblog

 僕は、読んだこともないが、
 研一郎ちゃんから聞いた話では、
 「元山陰のセールスマン」こと家久来澄夫という男は、
 ブログかなにかで、小沢一郎支援を書いているのだという。

 笑ってしまう。


 <未知の読者>諸氏。
 こいつらの攻撃手法を、よ〜く見てほしい。

 人が書いている「内容」には、絶対に言及せず、
 何やら、自分はまったく関係のない「金ヘン疑惑」を持ち出して、
 中身なんか知りもしないくせに、
 さも大事件かのように騒いで、僕を貶めようとする。
 そして、
 あいつは嫌いだ、信用できない、ネット社会から追い出せ、
 と言いふらして喜んでいる。

 <未知の読者>諸氏におかれては、
 これは、
 小沢一郎を批判する勢力と、
 寸分違わぬ攻撃手法だ、
 ということに気づかねばならない。
 愚劣な彼らの存在から何か<時代的意味>を吸い上げようとするなら、
 そこにしかない。

 小沢一郎の政治理念は一回も理解しようとせず、
 小沢の人柄が信じられなくて嫌いだ。
 小沢の集金手法は怪しくて、
 違法でないかもしれないが、
 自分としては、あいつは大罪を犯していると思っている、
 だから、小沢一郎を政界から 追放すべきだ。

 まったく同じ批判パターンじゃないか。
 この家久来澄夫という汚らしい男が、
 どうして、小沢批判勢力を責める資格があるのか?
 

 <未知の読者>諸氏。

 これが、
 僕が常々言うところの、
 <日本的なるもの>の姿なのだ。

 僕たちは、
 この<日本的なるもの>を止揚して生きようとしてきた。
 彼らもまた、
 他人のそうした姿勢は責め立てる。
 他人だけを、ネ。
 しかし、僕たちは。
 自分自身の中の<日本的なるもの>をも、注視していて、
 自分はそうあってはならないと、
 自らを戒めて生きる努力をしている。

 そこが、
 天と地ほどに違うところだ。

 精神の怠惰に甘えきっているくせに、
 何か、
 自分は「正義」に生きている、と信じているところが、哂わせる。


「やってみせろ」
 と書いてきたから、
 とりえずは、この男の実名だけは、書いた。
 もっと必要なら、
 自宅住所も、携帯電話の番号も、ここに公表しようか?
 
 ネット世界に自分自身を全部オープンにして、
 言いたいことを書いてみるのだな。
 責任の所在が明確になって、すっきりするだろう。


 こいつらは、
 本当に、頓馬で、馬鹿だ。
 先日、ここの「コメント欄」に、
 好意的な「コメント」をくれていた「権兵衛」さんという人の存在に、
 まるで気づいていない。
 僕は、一読して、すぐわかったのに。


 この男に比べたら、
 フィリピンや大島楯臣は、
 まだ数段マシな男なのだよ。

 こいつは、馬鹿だから、
 僕が、フィリピンや大島さんを嫌っている、
 と思っている。

 アホ!

 侠気のない腐った男にはわからない、
 「男の思い」というものがあるのだよ。

 僕の日記を、全文読んで確かめてみろ。
 僕が、一回でも、
 大島楯臣の人格を非難したことがあったかどうか。

 そんなことは、ただの一度もないんだよ。
 なぜなら、
 僕は、大島楯臣という人物の「侠気」が、ずっと好きだからだ。

 しかし、
 この日記を僕の理想とする地平にまで行かせるには、
 あの時期、
 彼やフィリピンの「仕切り癖」が、どうしても障害になった。
 仲良しなだけに、最大の障害になった。
 この日記の「コメント欄」に、「仕切り屋」はいらない。
 各人が各人の思いを書き込むことだけが必要だ。
 だから、
 僕は、
 「仕切り屋」をやろうとした二人を、この日記から追い出したのだよ。

 そんな簡単な理由も、
 この阿呆にはわからないだろう。


 もう一つ、
 ついで教えてやると、

 本には、「あとがき」というものがあって、
 そこに、末尾に、これまでお世話になった人に対する謝辞を書くのだが、
 僕の小沢本の「あとがき」だけは、すでに書き終えていて、
 そこには、「大島楯臣氏に対する御礼」が書かれている。

 これが、
 「男の礼節」というものなのだ。
 みそもくそも一緒にしたような、
 お前ごときの頓珍漢な頭脳では、理解できないだろうが、
 <男>は、
 そうやって生きるのだ。

 なんてことを書いても、
 馬の耳に念仏、だな。

 
 ついでのついでに、もう一つ書いてやると、

 フィリピンが、なぜ、あんなに狂ったか、
 その本当の理由を、
 僕は、最初から、知っている。


 あの男は、
 この世に生きて、<女>から振られたことが、一度もなかった。
 それが、生まれて初めて、
 僕という<女>に振られた。
 彼は、それがどうしても、信じられなかった。
 この世に、自分を振る人間がいるなんて、
 彼の経験からは、あり得ないことだった。

 彼は、
 狂った頭で、
 どうしたらもう一度ヨリが戻せるか、と焦った。
 しかし、
 生まれて初めての経験だから、
 どうしていいか、わからない。
 なりふりかまわず、わめいて、騒いだ。

 それで、
 ああしてこうして、こうなったのだよ。


 そんな人間心理の根源を、まったく理解できない人間が、
 場違いな場所にしゃしゃり出てきて、
 程度の低い見解を、
 自慢そうにひけらかすんじゃないよ。

 フィリピンや大島楯臣は、
 一時期でも、
 僕が仲良くつき合った男だぜ。
 お前たちに言われなくても、
 その良さは、 
 僕が知っているさ。

 あの二人を、
 お前や、「編集長」や「えび」といった「人としてのクズ」と、
 同列に扱うわけがないじゃないか。
 ちゃんと区別しているんだよ。
 ましてや、
 優秀明晰な菊地研一郎さんとは、
 もっともっと区別して、見ているんだよ。


 言い合いをしているから、
 お互いがお互いを嫌っている、
 なんて、
 陳腐な思考法しか取れないところが、
 馬鹿の馬鹿たるゆえんだ。

 <男>は、
 嫌いでもない相手とも、戦わなくてはならない時がある。

 お前たちは、
 いったい、
 小沢一郎の生き様から、
 何を学んできたんだ?



        <ただし書き>

 お前は、文章を読み解く能力がないから、
 ちゃんと「ただし書き」をつけておくと、
 もちろん、
 この文章は、
 お前に読ませるためのものではなく、
 僕の<未知の読者>に読んでもらうために、
 お前をダシにして書いたものだ。

 阿呆のお前は、
 二度と、ここに書き込むな!


 もう一つ。付記

 友納さん。
 この間の<付記>が目に入っていないかもしれないので、
 もう一度、書いておきます。
 僕のメールアドレスに、一回連絡をください。
 待っています。

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やれやれ…、

2010年06月12日 10時37分44秒 | Weblog

 笑った。

 「山陰のセールスマン」という男が、「コメント」をよこして、
「GOOに報告しておきましたから」
 と書いてきた。

 プッ。
 

 子供の時、
 こんな奴が、たくさんいたなあ。

「先生に、言いつけちゃうから」
「お父さんに言いつけるから」
「うちのお兄ちゃんに言うからな」

 あんなままで大人になると、
 この男のようになるだろうか。

 「元山陰のセールスマン」こと、
 千葉県在住の家久来澄夫さん。

 あんたも、
 人を攻撃するのに、
 嫌らしいハンドルネームなんかやめて、
 きちんと、実名、住所公開の上で、
 発言したらどうかね。


 久しぶりに聞いたなあ。

「お父さんに言いつけてやる〜」

 いや、
 いかにも、
 この連中らしい言いぐさで、
 奇妙に納得させられた。
 
 こんな男たちが、
 応援団になったつもりで、
 馬鹿な文章を書き散らすから、
 小沢一郎が国民から誤解されるのだ。

 小沢一郎にとっては、ありがた迷惑の、哀しい話だ。



      <付 記>

 「コメント」が多くなったこともあって、
 研一郎ちゃんが、「見やすいように」と、
 あれこれ、この日記のレイアウトを手直しいてくれている。
 僕は、こんな知識が何もないので、
 彼に、おんぶに抱っこだ。

 ここ一両日中は、
 あれこれレイアウトが変わるもすれないが、
 ごめん。

 研一郎ちゃんの電話によると、
 家久来澄夫という男、
「世川は寄付金詐欺をやっているから気をつけろ」
 と、
 GOOに報告したのだと言う。

 これが、あの馬鹿の、
「言いつけちゃうぞ〜」
 かと思ったら、
 あまりの低俗に、
 あきれて、言葉もない。

 この暗い情熱。
 もっと他のことに使えば、すばらしいだろうに。

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偶然の出逢いを、必然の愛に

2010年06月12日 02時23分08秒 | Weblog

 「うば桜」さんから、「私的メール」が届いていた。
 こんなことが書いてあった。
 私信だが、公表しても、許してくれるだろう。


    こういうことをツイートする人に、やはり何を言っても無駄でしょう。
 
    「うば桜さん。えせがわさん本人はかなり悪質ですよ。小林さんへの罵倒は、
     かなり過激で偏執です。ああいう人はいつか、うば桜さんの不注意な一言で
     あなたを攻撃します。豊後さんすら攻撃された。彼の本質を見た僕の予言で
     す。」

    私の勤め先の教室の先生の口癖 「生まれ直してきなさい!」


 まあ、あれこれやる人間たちだ、
 と感心した。
 世川をもじって「えせがわ」なんて表現が、
 本人たちはとても気に入ってみるみたいだが、
 さすが、三流私大文科系駆け抜け組。
 なんて単純な言語表現でしょう。

 こういう文章を書くのは、
 おそらく、「山陰のセールスマン」とかいう男であろうけど、
 「豊後さんすら」、と来たよ。
 なんだ?
 その、「すら」ってのは。


 「豊後の小兵衛」さん。

 あんな男なんかはどうでもいいけど、
 取り巻きたちに、こんな馬鹿ばかりやらせていると、
 あなたの名前が、
 泣くよ。


 まあ、阿呆たちのことはどうでもいい。


 今夜、8時半、
 <キスママ>から電話があった。

「お客が、誰もいないの。
 店に来てくれない?」

 実は、
 書くと笑われるので、日記には書かなかったが、
 僕は、
 先日から3日間、
 携帯電話を紛失し、
 焦りにあせりまくって、蒼白な日々を過ごしたのであった。

 やっと見つかったのは、
 江戸川区船堀にある小さなタクシー会社で、
 昨日朝、行って、もらってきた。

 僕は横着者なので、
 携帯電話に登録する以外、
 一切メモを取っていないので、
 その2日間は、誰とも連絡が取れず、
 昨日の朝まで、
 部屋に閉じこもりの、
 実に、不便な生活であった。

 しかし、
 受け取って着信履歴を見たら、
 心配するほどのことはなかった。
 電話をくれていたのは、
 <キスママ>と、<西浅草の女>、
 だけだった。

 どうせ僕なんか、そんなもんだ。


 その<キスママ>からの電話だ。
「お金、
 あまりないぞ」
 と言うと、
「お金はいいから、来てよ」

 で、
 9時になってから、行った。


 別に、
 ことさら語る何事もないけれど、

 愛は、
 いいもんだ。

「世川さん。
 私、あんたの日記を読んで、
 やっとわかったよ。
 飲んでる時の世川さんと、日記を書いてる時の世川さんって、
 全然違う人なんだね」
 と、<キスママ>が言った。

「それは、違うな」
 と僕は答えた。
「よく見てみろ。
 どっちも同じ僕だ。
 同じ僕であることが、僕の誇りだ」


 それから2時間、
 二人で、いろいろなことを話した。

 僕は、酔った勢いで、
 <キスママ>に、僕の「持論」を述べたのであった。

「何億人もいるこの世の中で、
 神様が、僕たちを引き合わせてくれたんだ。
 <未知の読者>のMさんがいなかったら、
 僕たちは、一生逢うことがなかったのかもしれない。
 それが、
 彼の御蔭で出逢えた。
 偶然の出逢いを、いい出逢いにするための、これから努力しよう」


 と、まあ、
 そんなこんなで、
 帰りの時間を迎えた。

「5000円出してくれる?」
 <キスママ>が、申し訳なさそうに言った。
 3時間も、飲み放題うたい放題でいた。
 それくらいは当たり前だろう。むしろ、安いくらいだ。
「ああ、いいぞ」
 僕は、虎の子の1万円札を出した。

 <キスママ>は、
 そのお金を受け取りレジに行くと、
 間もなく帰ってきて、
 千円札を何枚か見せ、
「千円は私からのタクシー代ね」
 と、僕に渡した。
「そうか、それは済まないな」
 僕は、確かめもせず、千円札をポッケにねじこみ、店を出た。

 それから、
 コンビニに寄って、
 アイスを買って、支払いをしかけたら、

 あれっ?!


 僕は、キスママに電話をした。

「今夜はありがとうね」
 女の声がした。
「おい、
 ありがとうじゃないだろう。
 おまえ、2000円しか取っていないじゃないか」

「いいのよ。
 今夜あんたが来てくれて嬉しかったから。
 私の気持ち」

 ……。

「そうか。
 わかった。
 ありがとう」

 僕は、素直に感謝の気持ちを述べた。

「じゃあ、
 お礼と言っては何だが、
 明日起きたら電話くれ。
 どこかで、
 必ず、
 ラブラブしよう」

「……、」

 返事もなく、
 電話が切れた。


 変な奴だなあ、
 まったく。



        <付 記>

 いま、
 この雑文を掲載して、確認していたところに、
 先日の「友納」さんから、「コメント」が入っていた。

 僕は、
 なぜか、
 ずっと彼のことが気にかかっていて、
 今日も、彼のことを、何度か考えた。


 友納さん。

 僕のメールアドレスに、連絡をくれ。
 君は、
 <50人>にふさわしい人だ。
 「ナイショ話」や書きかけのつまらない原稿だが、
 僕は、
 君に、読んでもらいたい。

 連絡を待っている。

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二大政党制への夢想

2010年06月11日 16時37分28秒 | Weblog

 僕は常々、
 民主党が二つに割れて、
 小沢党(真性の保守党)と、反小沢党(市民主義政党)に分かれ、
 それで二大政党ができるのが一番理想的だ、
 と思ってきた。


 小沢一郎が、自民党時代に考えたのは、
 「人さまの話」では、
 経世会を150人以上にして、
 その他の政治家たちがそれを嫌って新党をつくる構図、
 だったという。

 当時は、東西冷戦構造が崩壊した直後だったから、
 小沢一郎の眼には、
 社会党の凋落が織り込まれていたのだろう。

 しかし、
 天は小沢一郎に味方せず、
 自分の方が自民党を飛び出さざるを得ない事態になって、
 彼の苦難が始まる。

 彼の長年の戦いによって、
 現在、
 自民党は、
 壊滅的状況に追いやられている。
 おそらく、
 民主党政権が4年間持てば、
 その間に、
 自民党は、分裂消滅に近い状態になるだろう。

 だから、
 小沢一郎の主張する「二大政党制」というのは、
 民主党と自民党、
 の構図で考えるのは間違っている、
 と僕は思ってきた。

 では、どんな形がいいのか、というのが問題になるわけで、
 僕は、上のような形を理想と考えてきた。


 そうなると、
 現在の自民党が、草刈場となるわけで、
 自民党議員たちの移行状況が、鍵になる。

 すべては、今度の参院選の結果次第なのだが、

「どうなるのかなあ」
 と、
 眺めてきた。


 しかし、
 そんなことを考えるのは、
 僕だけではなかったらしい。

 これも、僕の信頼する「ある人」の話だが、

 菅直人という政治家は、
 政治思想重視というよりは、
 政権欲に絡めとられた男で、
 今の彼にとっては、
 何よりも、
 自分の「小沢排除政権」を確立持続させることが、
 一番の関心事だ、
 と言う。

 そうした彼が考えるのは、
 参院選挙後、
 自民党の反小沢グループと手を組み、
 多数派確保すること、
 らしい。
 あくまでも、
 らしい。


 考えてみれば、
 この菅直人という政治家は、
 僕が、この国で一番愚劣な政権だと信じて疑わない「自社さきがけ政権」に、
 積極的に参加した政治家でもあった。

 あの時、
 僕は、
 それまでは「私は革新政治家だ!」と、声高に名乗り、
 あっという間に自民党と手を結んだ議員たち、
 きちんと書くと、
 当時の社会党議員や社民連くずれの議員(菅直人のことだ)たちを、
 心底から、軽蔑した。

 鳩山由紀夫もそうだったが、
 かれは、元々自民党議員だったから、
 その選択肢は、まだ許容範囲の中にあった。


 そんな「なりふりかまわず」の菅直人だから、
 この提携構想は、
 意外と、
 現実味を感じさせる。

 小沢一郎を嫌いな政治家は、
 この世にたんといる。
 すぐに大勢が手を組めるだろう。

 政権党になれるためならば、何でもやる、
 といった、
 かつての「自社さきがけ政権」を発足させた「政権欲エネルギー」が、
 政治理念ではなく、感情を前に出して、
 マスコミ受けする「小沢排除!」をスローガンにして、
 再び、
 政界を席巻する可能性がある。

 また日本に、
 口先だけの「政治理念」と「クリーン」を標榜する政治家たちが、
 満ち溢れるのかもしれない。


 それは、
 とても、危険な兆候だ、
 と、僕は思う。
 心ある国民が期待する「新しい社会」が、遠のく。
 それどころが、逆行しかねない。

 昔々、
 まだ、学問好きな青年であった頃、
 人は、
 「いつか来た道」を、二度歩いてはいけない。
 それは、人の退廃しか意味しない。
 そんなことを、
 歴史から教えられたのだが…、
 残念なことに、
 日本人という国民は、
 何度でも同じ道を歩くことを疑問に思わない国民でもある。


 すべては、
 検察審査会の二度目の結論、
 と、
 参院選の結果、
 に左右されるのだが、

 「かに」さんの「コメント」ではないが、

「早く小沢一郎が新党を作らないかなあ」
 と、
 僕でも思ってしまうのだから、

 小沢一郎という政治家は、
 器量の悪いくせして、
 魅力的な男、ではある。

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