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特技は尿道拡張…作家女王様が草食系♂に“愛のムチ”

調教は週2回

 「婚活」以前の「恋活」(こいかつ)をカリスマ女王様が指南!? 人気SM女王にして、昨年のオール讀物新人賞作家の坂井希久子さん(31)が先月末、受賞後初となる恋愛短編集『コイカツ−恋活』(文芸春秋)を上梓した。日々接する“顧客”と同様、価値観や性癖が「ややズレている」主人公たちが織りなす一風変わった純愛ストーリーで、草食系男子に“愛のムチ”を入れる狙いもあるという。

 「恋活」は、“普通じゃない”男女による、“美しくない純愛”を描いた4本の短編小説集。フェチ教授と女子大生、ネット美女とオタク青年、突然「子どもがほしい」といわれた独身主義者、寄生虫を腹に飼いはじめた彼氏に困惑する女性−が登場する。

 「私の仕事(=女王様)もそうですが、男女はありのままをさらけ出して、精神の奥深いところでつながった瞬間が一番面白い。見た目は決して美しいものではないし、健康的でない場合も多いですが、それでも恋は恋。現在は、人に言えない性癖を隠して一歩引いてしまう草食系男子が多いですが、『恋活』で思いっきり開き直ってほしいですね」と坂井さんは言う。

 坂井さんは同志社女子大文芸学部卒後、OLをしていたが、「本能を抑えきれず」、女王様デビュー。それとほぼ同時期の2005年春から作家、森村誠一氏の指導をあおぎ、昨年9月、『男と女の腹の蟲(むし)』で「第88回オール讀物新人賞」を受賞した。現在は小説執筆のかたわら、都内のSMクラブ「MARS」に週2日勤務し、1日3回の“調教”をこなす日々だ。小学生時代、近所の男の子への「顔面騎乗位」でSの資質に目覚め、特技は「尿道拡張」という坂井さん。だが、自身の恋については、「私は相手の人から『好きだ、好きだ!』と御輿に担がれないと本気になれない」と意外にも“草食系”だという。

ZAKZAK 2009/08/13

コイカツ

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