野球賭博の仕切り役の胴元と、大関琴光喜らとを仲介したとされる床山が所属する阿武松部屋で、元十両の幕下力士ら10人が野球賭博への関与を認める上申書を協会に提出していたことが20日、判明した。夏場所終了時点で、同部屋には21人の力士と床山の計22人が在籍。部屋や師匠の阿武松親方(元関脇益荒雄)への処分が濃厚になった。同親方は報道陣の問いかけに無言だった。
また、九重部屋所属の十両千代白鵬が、野球賭博への関与を認める上申書を提出していたことも分かった。師匠の九重親方(元横綱千代の富士)は「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」などとコメントした。
(2010年6月20日)