デンマーク戦は攻めろ　マー君が岡田ＪＡＰＡＮにエール

　楽天の田中将大投手（２１）が２１日、サッカーの岡田ＪＡＰＡＮに攻めの姿勢を貫けとエールを送った。岡田ＪＡＰＡＮはデンマーク戦で引き分け以上で決勝トーナメント進出となるが、マー君は、とにかく攻めろとメッセージを送った。

　「１点を守っちゃいけないんです。攻め続けていかないと。自分は守ろうと思ったことがない」。この日、報道陣とＷ杯の話題になると、マー君は運命のデンマーク戦へ向けて熱く語った。真っ向勝負を身上とするマー君は、攻撃が最大の防御と思っている。常に得点を奪いにいく姿勢が勝利につながると信じ、熱いエールを送った。

　０−１で惜敗したオランダ戦は気になる試合だった。１９日の試合は遠征先の飲食店でしっかりとテレビ観戦。「関心はありました。試合は冷静に見てました。オランダは（世界ランク）４位ですから」。９０分間の死闘を熱心に見守っていたという。デンマーク戦にも注目している。

　野球の方は、２２日の西武戦（Ｋスタ宮城）が交流戦明け最初の登板となる。開幕から１３試合続けて日曜登板を任されていたが、「岩隈とは登板日を離したい」という首脳陣の意向で初めて平日のマウンドとなる。ドーム以外の球場でナイター登板するのは今季初。「いつも一緒。勝とうと思って投げていますから。野手みたいにいつでも出られるわけじゃない。しっかりと準備してやるべきことをやっていきたい」と意気込んだ。　

　　（鶴田真也）