「プロボクシング6回戦」(20日、住吉区民センター)
青木一平(六島)が再起戦を大差判定勝利で飾った。昨年8月に西日本Sフライ級新人王決勝戦で判定負けし、プロ初黒星を喫した。約10カ月ぶりのリングに「右手のバンテージを巻くときに緊張したけど、左手を巻き終わった時に楽になった」と言う。その言葉通りに開始早々から軽快な動きを披露し、クリーンヒットを連発。初の6回戦もスタミナは十分で、終了間際には怒とうの連打で横田竜士(折尾)をダウン寸前まで追い込んだ。「余裕を持って試合ができて、楽しむことができました」と会心の笑み。「次はコンビネーションを鍛えて、KOできるようにしたい」と先を見据えた。
(2010年6月20日)