小宮山泰子議員兄が逮捕、宝くじ販売権の架空取引で3億円詐取

2010.05.25

 宝くじの販売権を売るとうその取引を持ち掛け、知人から現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は24日、詐欺の疑いで、東京都内の宝くじ販売会社監査役、小宮山徹容疑者(48)=渋谷区=ら2人を逮捕した。

 小宮山容疑者は、民主党の小宮山泰子衆院議員の実兄で、元自民党衆院議員で郵政相を務めた故小宮山重四郎氏の次男。1994年に重四郎氏が死去したのに伴い、96年の衆院選で埼玉7区から自民党公認で出馬したが落選している。

 捜査2課によると、小宮山容疑者らは宝くじ販売に関連する架空事業を持ち掛ける手口で、計3人から総額約3億3000万円を詐取したとみられ、裏付けを進めている。いずれも容疑を否認しているという。

 

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