2010.06/20(Sun)

お友達?

いつもお世話になっているM家ボラさん。
同行は、ボクサー「ジャイ子」姫。
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個人的にボクサーを見た事はあるけど、じっくりと学ぶ事は無かった。
ラハと出会って、本来のボクサーとはどんな犬種なのか本やインターネットなどで調べてみた。
そして、実物のボクサージャイ子さんに会って、あまりの美しさに驚きました。
ピッカピカの毛並み♪
身体だけを見ていると、トラのようです。
でもね・・・性格は甘えん坊で父ちゃんの姿が見えなくなると、何とも可愛い声で呼んでいます。

さてさて、うちのボクサーちゃん。
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ジャイ子さんと同じ犬種。
う〜〜〜ん?なんか違うんだよねぇ〜。
ジャイ子さんを見て、ラハを見ると???(汗)

ラハお久しぶりの登場ですが、ずいぶん変わりましたよ!
レスキューして数ヵ月は、ラハの心は空っぽでした。
アニマルコミニュケーターの方のお話を以前も書きましたが、
「嬉しい事・楽しい事・悲しい事・辛い事」など、全て感じない心になってしまっている。
目は心の鏡ですが、ラハの瞳は死んでいました。
私達が、どんなに話しかけても、目の前に居る物を通り越して、遥か遠くを見ていました。

そんなラハちゃんが、事務所に入りともに生活を送る様になって数か月が経ちました。
目がキラキラしています。
ボール遊びもします。
全てがスローモーションのような動きですが、片足をあげてカイカイだって出来るようになったのです。
走っているんですよ!!
どう見ても早歩きにしか見えませんが、ラハの全速力です。
驚いているのは、全く動く事の無かったしっぽが、「ただいまぁ〜ラハおいで〜〜〜」と、作業から戻って来ると、可愛いシッポをチョコチョコと動かすようになりました。
食事の用意をしていると、待ちきれないのか「ワァンワァン」。
普通は、ワンワンに「NO」ですが、ラハの場合は、
「可愛い声やね〜もっともっと鳴いて聞かせて〜」と、皆ニコニコして見ています。
心の扉をゆっくりと開けてくれましたね。

沢山の方がラハをとても気にとめて下さっていました。
多くの応援を頂いていました。
シェルターでもボランティアさん達に、とても大切にさせています。

劣悪な環境で生き抜いたラハ。
全て忘れて・・・と、言っても犬には記憶が残ると言います。
だから・・・そんな時代を思い出させないような楽しい毎日を送って欲しいのです。

初めてジャイ子さんに会った時は、あまりのハイパーな動きに圧倒され、ヨロヨロ踏ん張っていました。
しかし・・・今日のラハさんは違います。
ジャイ子さんが、他のボラのおねぇさんに甘えていると、「私も〜」と、グイグイ突っ込んで行きます。
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問題行動があると、手放す飼い主も多いです。
しかし、私は問いたいです。
あなたは、まっすぐにその子に接していますか?
声を聞いてあげて居ますか?
きっと、聞いてほしいと思っていますよ。
諦めないで下さい。
1日で解決するか1ヶ月か一年か、それは判りません。
でも、必ず解決すると思います。
問題は相手にあるのではなく、自分にあるのかも知れません。
全てを振り返って考えてみれば、色々と試すチャンスは必ずあるはずです。


ジャイ子さん、ありがとう。
また、ラハと遊んでやってね。
次はもっと積極的に行くかもよ(笑)

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2010.06/17(Thu)

お「じぃ」様

今、老犬生活の本を読んでいる。
我が家の犬も大型犬は全て老犬になった。
最愛の友人である姫は、3歳で保護してから11年が過ぎようとしている。
この数か月で一気に老けこんでしまった。
足はフラフラだけど、食欲もありまだまだ頑張ってもらわなければ・・・と、見守っている。

そして、なんと言っても一番のご長寿は、お「じぃ」様。
ギネスに載っているのは何歳なんだろう???
じぃは、もうすぐ21歳になる。
この本に出ている老犬達は、皆「老衰により14歳で死亡」「老衰により16歳で死亡」と、最高齢が16歳。
あら?まだまだ皆さんお若いではございませんか?

うちのじぃ様は、21歳ですわよ。オホホ。。。
現在は、先日レスキューされ団体にやって来た「まるちゃん」と言うお嬢様と同居中♪

じぃに聞いた。
私「じぃ、犬舎がいっぱいで、まるちゃんの部屋がないんだけど・・・ちょっとだけ一緒に居てもらっていい???」
じぃ「歳は幾つかいのぅ???どんな子?」
私「2歳くらいでおとなしいよ」
じぃ「イッヒッヒ・・・そうかぁ・・・まぁええけんど・・・ウッシッシ」
なぁ〜んて、私には「じぃ」があまりにも素直にどうぞどうぞと招き入れたので、そう聞こえた。
同居ですが、お互い知らん振りです。

じぃは、朝ごはんが終わると皆がランに出るのを見送っている。
出る方と全く反対側に進んで行く。
さて、なぜでしょう???

答えは食べ残しのフードを探さなきゃいけないからです!!
ほんと、いやしいのでございます。
皆、ほとんど完食なので、じぃは一戸ずつ部屋を回って歩いています。
じぃは、他の子の2倍、いえ3倍のおやつを頂いているはず。
でも・・・・食べる事だけが生きがい?のようで・・・(汗)

時間が空いている時に、少しずつ本を読んでいると、ご長寿じぃが、とっても愛おしくなっるのですが、、、生じぃと接していると、ため息がでます。
「どこまでいやしいんだ!!」
「さっさと出なさぁーーーーい!!」と叱られていても、フンフンと我が道をお進みになられて、挙句の果てはドアをピシッと閉められておしまいです。

まぁ一言で言えば「じぃ」は、毎日自由気ままに行動され、たらふく食べてグーグー眠っています。

すっかりおじいさん・・・そらそうですよね!だってもうすぐ21歳ですよーーー!!
処分センターに飼い主持ち込みで、その日処分されるはずだった、じぃ。
神様が命を与えて下さったんでしょうね。
「じぃ、生きなさい。楽しい事も嬉しい事も知らずに帰って来たらいけないよ。人間にうんと可愛がってもらいなさい。人と動物は友達になれるんだよ」と、神様がおっしゃったのかもです。

人間で言えば、何歳?120歳くらい?
じぃを表彰してやってください〜♪
まだまだ、頑張るそうですので・・・(笑)
だって、まだまだ美味しいものを一杯食べないと〜と、申しておりました(汗)

今日のお「じぃ」様です。
若かりし頃は、さぞかし男前だったと思います。
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2度目の朝食です。(汗)
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私がおやつの補充をしていると、来ました!!
真剣な眼差しが痛い。。。
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無視してると、こんな怖い顔になってくるんですよ。
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ジャーキー見ると、まばたきなし!!
怖い・・・。
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20歳を越えても、この鼻の黒さは健康そのものでしょう。
艶々で黒光りしてます。
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沢山生きている分、沢山の言葉を知っているじぃ。
そして、沢山の笑いをくれているじぃ。
老犬万歳!!

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2010.06/15(Tue)

ため息が続く日々

常に前向きである私ですが、大きな壁と言うか何と言うか、悶々とした気持ちがここ数日続いている。
根も葉もない噂で、誹謗・中傷を浴びた時期もあった。
しかし、真実はひとつ。
実際に行動し、その場に居た人達は、この風評被害に心を痛めた。

人間が一番恐ろしいと思った事も多々あった。
でも、そんな人間は一部で暖かな手を差し伸べて下さって、後押しして下さる方々に沢山の勇気と力をもらった。

パンドラの箱の話をした事がありますが、まさに私達はこの箱をあけてしまったのでしょう。

正直、辛い時期を過ごした時、何度も挫折を感じた事もありました。
妨害行為だけをする卑劣な人間達が、何をしてくれるのでしょう。
私達が活動を止めて、その代わりに活動をしてくれるのでしょうか?
何もしない口だけの人間が、この動物愛護の大きな壁と言っても過言ではないと思っています。

粛々と物言えぬ動物達の為に動く。
この行動だけが、命を救えるのだと確信しています。
外野のガタガタにつきあっていたら、多くの犠牲を出すでしょう。
先日読んでいた本に、「いちいち感情的になっていたら身が持たない」という言葉ありました。
まさにその通りです。

ご意見は、誠心誠意承りますが、ストーカー染みた嫌がらせには、「一生やってて〜無駄な時間を使ってお気の毒〜」と、思っています。
まっ、今に始まった訳ではないので、この話はこの辺で。。。

私達には、やる事がある!!
やらなければならない事があるのです。

前回の日誌にも記していますが、ニャンコさんの依頼が本当に多いです。
でも・・・「先住の猫が亡くなって、猫を迎えたいのですが、どこに伺えばいいのでしょうか?」などの連絡もあります。
ニャンコさんを迎えたいと思っている方も、どうやったら迎え入れられるかを知らないという方も多数おられるようです。
ネットが普及していますが、使っていない人も沢山いるという事です。

さて、現在ニャンコさんを守る為に、動き始めています。
行政にも訪問してまいりました。
現場で処分を行っている、職員さんの思いと、偉いさん?の机の前で仕事をしている職員とは全く違った考えであると思いました。
猫を愛する人もいれば、嫌いな人も居る。
犬を愛する人もいれば、怖がる人も居る。

猫島・犬島みたいなのがあれば・・・。
と、言うより国が動物達のシェルターを作るべきだと常々思う。

何時になれば、動物愛護先進国になるのでしょうね・・・。
来年の法改正に大きな進展を期待したい・・・けど色々な柵の中そうそう大きな変化は見られるのか?と、思うところであります。

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2010.06/12(Sat)

ニャンコさん達に幸せを

ここ数日の間に、何十件もの猫保護依頼が入っています。
年に、二度の出産シーズンでの依頼。
これは、毎年の事なので、この時期が来ると本当に心が痛みます。

今までずっとワン飼いのいわゆる犬派人間のスタッフやボラさんも今年は猫を保護しています。
ありゃりゃ???と思うより偉い!!凄い!!
私は生まれた時から犬が側に居て、ニャンコさんの飼育経験ゼロ。
少しずつ、勉強させて頂いております。

さて、今年は猫保護も課題の一つです。
TNR活動に力を入れて行きたいので、全国の御支援者様やボランティアさん等と、現在アイディアを出し合って協力体制で動けるように検討しています。
一歩進めば壁にぶち当たると言うのが、現状なのですが・・・(苦)

先日、2件の管理センターに訪問した時も、深く考えさせられました。
処分機の前にならぶ子猫達。
ミャーミャーと籠から出してと叫んでいます。
しかし、その前には処分機が大きな口を開けて待っているのでした。

「何の為に生れてきたのよね。。。
神様に命を頂き、この世に舞い降りて来て、数時間でまた空に戻されて行く」

可哀相すぎますよね。。。

今まで色んな事を考えていますが、やはり辿り着くのは法なんです。
猫には犬と違って法律がありません。
行政によっての犬の捕獲(狂犬病予防法)はありますが、法律が無いので猫の捕獲は行っていません。
畜犬登録のように猫には登録制もありません。
狂犬病予防注射のように、ワクチンが義務つけられている事もありません。

命に重さなどあるはずがありませんが、今まで色々な状況を見て来て、猫の命に対して凄く軽く感じられる事があります。
犬の殺処分数は年々減少気味ではありますが、反面猫の殺処分はドンドンっと増え続けています。
目の前で、助けて!!ここから出して!!と、叫び続けるニャンコさん達を何度見て来たでしょう。
しかし・・・私にはどうする事も出来なかったのが事実です。
多くの犬を保護する中で、猫に手を差し伸べるスペースや人員を考えると無責任な考えだけで手を出す事が出来なかったのです。
保護して、猫飼いの方や猫ボラさんに丸投げのようにお願いするのにも、とても抵抗がありました。
犬の保護活動をする中で、多くの方がニャンコさん保護にも力を入れられています。
沢山の相談を受けますが、飼育経験の無い私にはアドバイスする事も出来ません。

この活動の5年の中で、日に日に猫問題を避けて通る事は出来なくなっています。
大きな問題が山積みされていますが、根本的には増え続け消されて行く命にストップをかける事が一番ではないでしょうか?
TNR活動が大きな課題。
各地で、協力体制に手を上げて下さっています。
「地域猫として一代限りで止めたい。自分たちに出来る事なら協力したい」と。

皆様に、また大きな力をお借りしなければならないかも知れません。

小さな命を皆で守って行きたいと、仲間達と動き始めています。
今期に活動開始になるかどうかは判りませんが、一歩踏み出さなければ救えないと言う事です。

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2010.06/10(Thu)

パートナー

今年もイチゴが大量に実をつけてくれました。
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ラハ、初めてのイチゴ♪
モグモグ♪
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あまぁ〜〜〜い♪
こんな可愛いお顔です。
お口にイチゴついてますよ〜(笑)
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ラハちゃん、すっかり事務所生活にも慣れて、皆と上手くやっています。
全てが初めての経験だったラハ。
人間と一緒に暮らす空間に、なんか落ち着いてスヤスヤ眠ってくれています。

シェルター地方は、昼間は真夏のように暑い日が続いています。
しかし、夜は一気に気温が下がって寒いです。
ワン達にとっては最高の過ごしやすさと思っています。
作業終了して、植え木に水をあげて一日が終了。
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ランの横のバラ達もとっても綺麗に開花。
どんどん蕾がついています。
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花って本当に良いですね♪
一生懸命に美しく咲こうとしています。
そして、私達の気持ちを和やかにしてくれます。

今日の夕方、隣町に買い物に行って、道の駅に寄った時、働く介助犬を始めて見ました。
盲導犬?と、思ったら介助犬と書かれたベストを着用していました。
ラブラドールでした。
その光景を見ていると、まるで全ての言葉を理解し、返事までしているように見えました。
私の車の隣に停めてらしたので、お話を少しお伺いしました。

ワンちゃんは8歳です。
介助犬訓練を受け、3歳でご主人のパートナーとしてやってきて5年。
そろそろ、引退の時期だそうです。
介助犬は借りている子なので、協会に返さなければならない。
ご主人とワンちゃんの絆は深く、心情を考えるととっても辛いもの。
しかし、話を伺うと引き取る環境が整っていれば申し出る事も出来るそうです。
新しくパートナーが来るのに対して、先住の介助犬は引退しお仕事は無い。
それをワンが辛く思うのが問題との事でした。

5年前はほとんどの場所、特に飲食店には介助犬は同行出来ず、外に繋いでくれと言われたけど、今はほとんどの場所に入れるようになったと。
最後にご主人がおっしゃっていました。
「この子と出会わなければ、私は引きこもりになっていたでしょう。月に一度リハビリに滋賀に来ていますが、この子と一緒だから病院が終わって、あちこちに行くようになった。身体の一部であり心の一部である」と。
お互いになくてはならない存在で、素晴らしい関係が築かれていました。

滋賀には介助犬はたったの一頭しかいないそうです。
介助犬が少ないのですか?とお聞きすると、介助犬は沢山訓練をうけていますが、介助犬の迎え方を知らない人がほとんどだという事でした。
人間の為に厳しい訓練を受け、役にたとうと頑張る子たち。
必要とする人達も多く居るでしょう。
こうやって、人の為に働く子達を見ていると、人はもっともっとワン達を深く理解しなければならないと思う。

しかし、人間に捨てられ、殺処分される子も年間30万頭が居るという現実。

犬は人間にとっては最高のパートナーと私は常々感じている。

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