創価の森の小さな家

　　　　　　　　　　　　　◇逃げ足の速い「奇兵隊内閣」は何もやれない。

　　　　　　

菅内閣が発足して、11日目。
“逃げ足の早い奇兵隊”を率いる菅直人氏に、先日、井上義久幹事長が公明党を代表し、衆議院本会議で代表質問に立った。
井上幹事長は、経済・財政運営の迷走や、マニフェスト違反、普天間基地問題、「政治とカネ」問題など、鳩山前政権が犯した失政に触れ、民主党の責任を厳しく追求した。加えて、公明党が提唱する「新しい福祉」や農林水産業の再生に向けた具体策の実現を迫った。
井上幹事長は叫んだ。
「（失政の）原因は、突き詰めれば『選挙目当て』の無責任なマニフェストそのものにある！」
菅首相に、「国民だまし」の政権公約違反を総括し、「国民に謝罪する」ことを求めた。
これに対し、菅首相は具体性に欠く答弁に終始した。結果、自民、公明、その他の政党からの追及に対し、菅首相は終始逃げの答弁であった。
後日、菅首相は「消費税引き上げ」発言をした。
今、「『増税で経済成長』は語るに落ちた理屈」と批判が噴出している。
高速道路を無料化し、子供手当てを増やし、大盤振る舞いをして、その財源は増税か。
民主党は、「特別会計を含めて20兆円をカットできる」と豪語していたが、ショーアップした「事業仕分け」で捻出できた財源は、たった1兆円だった。
公明党の山口代表は、次のように発言している。
「民主党は消費税を4年間上げないと言ってきた。民主党は何故、態度を豹変させたのか。これには国民からレッドカードを突きつけられてもやむを得ない。政権公約をほとんど実現できず、1年もたたず方針を変えることは、契約違反の最たるものだ」と。
逃げ足の速い「奇兵隊内閣」は何もやれない。
ごまかし騎兵隊内閣を追撃せよ！

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