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	自民大府連　「維新の会」所属議員の処分検討
	児童２人が桂川に転落か
	厚労省元局長に懲役１年６ヶ月求刑
	ＴＯＴＯに賠償命令　偽装請負での「労災死」
	覚せい剤密売容疑の京都市職員　勤務先を捜索
	人工島に緑を増やす木　関西空港
	加西市役所を民間委託へ　「職員を３割」にで波紋
	自民府連　「維新の会」の処分検討へ
	高速道路の一部無料化で安全啓発
	イー・マーケティング詐欺社長の初公判

最終更新日時：2010年6月22日 19:11

自民大府連　「維新の会」所属議員の処分検討

７月１５日までに維新の会を離れなければ処分

大阪府の橋下知事が代表を務める「大阪維新の会」に自民党が神経をとがらせています。メンバーの多くは自民党の地方議員ですが、党内から「除名すべきだ」との声が上がり、自民党大阪府連は処分の検討を始めました。
「本来なら（自民党を）辞めて出るのが筋。こんなことしているのがおかしい」と不満を募らせる自民党の大阪市会議員たち。橋下知事が代表を務める「大阪維新の会」は４月の旗揚げ以降、大阪府議会では最大会派（２７人）となり、大阪市議会（１１人）や堺市議会（７人）でも勢力を広げつつあります。先月行われた大阪市議会の補欠選挙では維新と自民の候補が激突。結果は維新の圧勝でした。維新の会のメンバーの多くは自民党に籍を残したまま参加していて、党内からは「反党行為にあたる」として除名を求める声が上がっているのです。橋下徹・大阪維新の会代表は「自民の決定に関しては維新の会の代表として口をはさむことではない。維新の会のメンバーが少なくなるというか、離れていくのなら辛いが、政治のパワーゲームなので仕方がない」と話しました。一方、自民党も参議院選挙を目前に控え、維新の会の協力もなくてはならないところで、ジレンマに陥っています。結局、処分するかどうかの結論は先送りされました。自民党の柳本顕大阪市議は「維新の会に行かれた方々に通知して話を聞く場を設けた上で今後の対応をする」としています。
維新の会への流出を何とか食い止めたい自民党。自民党は来月１５日までに維新の会を離れなければ処分するとしています。

( 2010/06/22 19:10 更新)

児童２人が桂川に転落か

警察と消防の捜索が続く

２２日夕方、京都市伏見区の桂川で小学生の男女２人が川に転落したという通報がありました。２人は現在も行方不明のままで、警察と消防は付近の捜索を続けています。
午後５時２０分ごろ京都市伏見区の桂川にかかる羽束師橋で「小学２、３年くらいの男の子と女の子２人が川に転落した」と通行人の男性から警察に通報がありました。警察と消防がヘリやゴムボートなどを出して約５０人体制で付近を捜索していますが今のところ２人は見つかっていません。通報した男性によりますと「子供２人が橋のらんかんから身を乗り出して下を覗きこんでいた。危ないなと思ったら川に転落した」と話していて警察と消防は下流約３キロまで範囲を広げて捜索を続けています。

( 2010/06/22 19:08 更新)

厚労省元局長に懲役１年６ヶ月求刑

村木厚子被告（５４）

郵便不正事件に絡み、起訴された厚生労働省の元局長に対する論告求刑公判が開かれ、検察側は懲役１年６ヵ月を求刑しました。自称障害者団体に偽の証明書を発行した罪に問われている厚労省の元局長・村木厚子被告（５４）は一貫して無罪を主張しています。検察は捜査段階で村木被告の関与を認めたという部下の上村勉被告（４０）の供述調書を立証の柱としてきましたが、裁判所は先月、「取調べに問題があった」として証拠採用しませんでした。２２日の論告求刑公判で検察側は採用された一部の供述調書などを元に、「国会議員からの依頼を受けて上村被告に指示した」と事件の構図を主張。その上で、「議員への配慮から安易に証明書を発行した動機に酌量の余地はない」として村木被告に懲役１年６ヵ月を求刑しました。しかし一方で、上村被告とのやりとりの内容が抜け落ちるなど一部あいまいな部分も残りました。村木被告の弁護人は「わずかに残った材料をつなぎ合わせて、非常に苦しい論告だったということははっきりしている」とコメントしました。裁判は来週行われる弁護側の最終弁論で結審し、判決は９月にも言い渡される見通しです。

( 2010/06/22 19:07 更新)

ＴＯＴＯに賠償命令　偽装請負での「労災死」

遺族の会見

「ＴＯＴＯ」の工場で請負会社の社員が死亡した事故の裁判で、大津地方裁判所は勤務実態は偽装請負でＴＯＴＯに安全配慮義務があったとして、遺族への賠償を命じました。西野尾茂信さん（当時３９）は、「ＴＯＴＯ」の滋賀工場で業務請負社員として働いていた２００７年、機械に頭を挟まれて死亡しました。遺族は、茂信さんがＴＯＴＯの社員から直接指示を受けて働く違法な「偽装請負」の状態だったと主張。「安全管理の義務はＴＯＴＯにあった」などとして損害賠償を求めていましたが、ＴＯＴＯは「指示は請負会社がしていて、事故の責任はない」と反論していました。判決で大津地裁の石原稚也裁判長は、ＴＯＴＯの偽装請負を事実上認めました。そのうえで、「生産効率を求めるあまり、安全管理を放置してきた被告らの態度は非難されるべき」などとしてＴＯＴＯなどに約６千万円の支払いを命じました。茂信さんの母・秀美さんは、「いい判決がでて嬉しいです。でもこれで茂信がかえってくれば本当に嬉しいが、かえって来ない。会社側ももっと安全に気をつけて、みんなが働きやすいところをこしらえてほしい」と会見で涙ながらに話しました。ＴＯＴＯは、「判決文が届いていないので届き次第、内容をよく見て対応を考えていきたい」とコメントしています。

( 2010/06/22 19:07 更新)

覚せい剤密売容疑の京都市職員　勤務先を捜索

兼崎哲章容疑者（３２）

覚せい剤の密売などで京都市職員２人が逮捕された事件で、警察は２人が勤務する市の環境政策局の施設を捜索しました。
京都市環境政策局の職員・兼崎哲章容疑者（３２）は今年２月、知人の男（３２）に覚せい剤約０．８グラムを５万円で売ったとして２１日に逮捕されました。兼崎容疑者は、「覚せい剤を渡した覚えはない」と容疑を否認しています。しかし、２２日の勤務先の捜索で、兼崎容疑者の下駄箱から覚せい剤の吸引に使ったと見られるストローやアルミ箔・ライターなどが押収されました。また兼崎容疑者の同僚だった嶋崎裕康容疑者（４４）も覚せい剤を所持した疑いで逮捕されていて、警察は入手方法についても追及する方針です。京都市では、この１０年で１０人もの職員が覚せい剤によって逮捕されています。

( 2010/06/22 19:00 更新)

人工島に緑を増やす木　関西空港

緑の風景を増やす目的の「瀬戸内オリーブ基金」を利用

自然が少ない人工島の関西空港に緑を増やそうと、キョウチクトウの木が植えられました。この植樹は瀬戸内の島々などに木を植えて、緑の風景を増やす目的で作られた、ＮＰＯ法人「瀬戸内オリーブ基金」を利用して行われました。関西空港では実がなる木を植えると、野鳥が集まり、飛行機と衝突する「バードストライク」の原因となるため、今回はキョウチクトウの木が植えられました。関西空港会社の福島伸一社長は、「ここ（関西空港）は利用客の目に非常に触れる場所。ひと時の安らぎを感じられるのではと思う。基金に非常に感謝している」と話しました。関西空港では、「オリーブ基金」の募金箱をターミナルビルなどに設置する予定で、今後も緑を増やす取り組みを続けていくということです。

( 2010/06/22 14:19 更新)

加西市役所を民間委託へ　「職員を３割」にで波紋

労組は非正規職員の組合を結成し、白紙撤回を要求

兵庫県加西市が市役所の業務を民間に委託し、将来、正規職員を３割程度にまで減らす計画を発表し、職員が反発しています。加西市は７２０人の正規職員を、３割程度の２００人にまで減らす計画を打ち出しました。これは市役所の業務のうち、公務員がやらなくても法令違反にならない仕事を民間に業務委託するというものです。中川暢三加西市長は、「全国同じ課題を抱えた自治体ばかり。その先鞭をつけるモデルとなることによって、全国の自治体経営の効率化になる」と計画の意図を述べています。市民からは、「民間にしてもらえば、いいんじゃないかというところもある」「行政サービスが低下するんであれば、困る」などの声が聞かれました。まずは、６ヵ月契約の非正規職員を偽装請負にならないよう指揮命令を整理して、業務委託に切り替える方針で、契約の短い職員の雇用の安定が図れるとしています。一方、労働組合は新たに非正規職員の労組を結成して計画の白紙撤回を求めています。

( 2010/06/22 12:36 更新)

自民府連　「維新の会」の処分検討へ

６月中に処分の結論がでるか不透明

大阪府の橋下知事が代表を務める「大阪維新の会」に合流した地方議員について、自民党の大阪府連は処分の検討を始めました。自民党大阪府連では２２日午前、党紀委員会を開いて、維新の会に合流した議員の処分について協議を始めました。橋下知事が代表に就任している維新の会は、ほとんどが自民党の議員で、大阪府議会、大阪市議会、堺市議会で勢力を広げつつあります。先月行われた大阪市議会の補欠選挙では、維新の会と自民がそれぞれ候補を立てて戦う分裂選挙となり、結果は維新の会が圧勝しました。自民党内からは維新に合流した議員を除名にすべきだ、とする声も上がっています。委員会に出席した大阪市議は、「本来ならば、辞めて出るのが筋。こんなことをしていること自体がおかしい」と話しました。しかし、参議院選挙での支援にも影響するため慎重論もあり、今月中に結論が出るかどうかは不透明です。

( 2010/06/22 12:24 更新)

高速道路の一部無料化で安全啓発

無料化は６月２８日午前０時から

国土交通省が６月末から高速道路を一部無料化するのを前に、福井県の小浜西料金所で安全啓発キャンペーンが行なわれました。今月２８日の午前０時から実施される高速道路の無料化は、関西では京都縦貫自動車道の「沓掛インター」と「丹波インター」の３１キロ区間。それに舞鶴若狭自動車道の「吉川ジャンクション」から福井県の「小浜西インター」の１１２キロが、来年３月末まで無料となります。このため、車の通行量の増加が予想されることから、安全啓発キャンペーンが行われました。ＮＥＸＣＯ西日本と地元の高速隊が、追突事故の防止など交通安全をドライバーに呼びかけました。この安全啓発キャンペーンは２３日も、京都府と兵庫県で行なわれます。

( 2010/06/22 12:19 更新)

イー・マーケティング詐欺社長の初公判

マーケティング会社の未公開株を上場の見込みがあると嘘をつき売りつけたとして、詐欺の罪に問われた元社長の男の初公判で、男は起訴事実を否認しました。詐欺などの罪に問われているのは、マーケティング会社「イー・マーケティング」の元社長・臼井弘文被告（５４）です。起訴状によりますと臼井被告は、すでに詐欺の罪で実刑判決を受けている元金融会社の役員らと共謀して、自社の未公開株が「上場の見込みがある」などと嘘をつき、投資家らに購入をもちかけました。そして２４人に販売した株の代金あわせて３億３０５０万円をだまし取ったとされます。２１日の初公判で臼井被告は「騙すつもりはなく、詐欺を共謀したこともない」と起訴事実を否認しました。一方検察側は「会社は資金繰りに困り株式を上場できる状態ではなかったにも関わらず、富裕層をターゲットにし騙し続けていた」と主張しました。

( 2010/06/22 6:09: 更新)

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