7年ぶりに地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが無事日本に戻り、JAXAの施設に運び込まれました。
今週13日に7年ぶりに地球に戻ったJAXA=宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルは17日、オーストラリアを出発し、午後11時半頃に羽田空港に到着しました。
「本当に7年はいろいろあったが、無事日本にカプセルを持ち帰れることができて非常に感激している」(安部正真准教授)
この後、カプセルは神奈川県相模原市にあるJAXAの施設に運び込まれました。カプセルには地球から3億キロ離れた小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性があり、今後2週間ほどをかけて容器の中を調べることになっています。
JAXAでは、実際に「イトカワ」の砂が入っているかどうか確認できるのは、さらに数か月かかる見通しだとしています。(18日01:10)