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NHKアナ発言で水?テレ朝不発視聴率に落胆

 テレビ朝日が19日夜に放送したサッカーW杯「日本―オランダ戦」(午後8時10分〜)の平均視聴率は43・0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。1次リーグ突破を懸けた大一番に局側は60%超えの期待を寄せていたが予想外の伸び悩み。NHK衛星第1でも中継されたため視聴者を分け合ったとみられる。さらにNHKアナウンサーによる「(BS1には)CMがない」発言が影響したとの指摘もある。

 白星を飾った初戦のカメルーン戦は45・2%。さらに、1次リーグを突破を懸けた大一番はゴールデン帯での中継。テレビ朝日側は放送日の6月19日に合わせ視聴率61・9%獲得へ向けて盛り上がりを見せていたが、よもやの43%。

 日本代表のW杯の試合としては12試合中11番目の数字。同局の早河洋社長は「目標には届きませんでしたが世界4位の強豪に対し、白熱した好ゲームを展開してくれました」とコメント。しかし、民放関係者が「テレ朝さんはショックだったようです」と話すように、局側は予想外の低い視聴率に衝撃を受けている様子だ。

 「50%は超えると思っていた」と、民放各局の関係者も意外な結果と言わんばかり。中継局抽選時に衛星枠として決まったNHK衛星第1でも放送したため視聴者を分け合ったことが理由の一つ。さらに、17日の視聴率23・4%をあげた韓国―アルゼンチンの放送中に、NHKの担当アナがオランダ戦について「(BS1は)コマーシャルがありませんから」と不用意な発言をしたことも「少なからず影響しているはず」(別の民放関係者)と指摘している。

 当日は梅雨にもかかわらず好天の土曜日だったため在宅率が低かったとみられ、さらに、強豪が相手だったことで「勝てる試合を見たいという、普段はサッカーに興味がない“浮動票”が働かなかったのでは」(スポーツ中継に詳しい民放関係者)。それでも好ゲームに瞬間最高視聴率だけは、55・4%と今年最高を記録した。

 「ワンセグもありますし。スポーツバーでワイワイやりながら見たい若者も多いですから」と話すのは放送作家の山田美保子さん。「全体的に視聴率が下がっているご時世。サッカーももはや地上波だけで見る時代ではないのでは」と分析している。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年06月22日 ]

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