にゃむにゃむ・・・にゃむ！！ヴィジュアル系や。

 見たことない人は、私をよく誤解する。見た目は普通と変わらないから、話しかけられ
「あなたと仲良くしたい」と言ってきたりする。

私は人が怖いし苦手なところがあるので（意外と）固まってしまう。
けど、人を毛嫌いしても仕方ない。むしろうらむこともないのだが
記憶やトラウマが襲い掛かってくる。

そして、私の病気を知ったとたん、
去っていくのだ。「ごめん、やっぱり私・・あんたを支えられそうにない、友達やめよう」

去っていくのを追いかけるほど私は純粋ではない。

社会人になり、１５で働き始めた。ファミレスの仕事は１日でクビ。当時の店長に理由をきくと
「何人かのお客さんが、君の手を見て「あのバイトの手はなに？なんかおかしい」と言ってたんだよ。私は何とも思わんかったけど、こう・・・何人ものお客さんに言われると・・・・ねえ・・。だから申し訳ないけど・・・今日でやめてくれんか？」と。

私の肌を見て「気持ち悪い」といった、いい年した大人がムカついてしかたなかった。
その日は、泣きながら帰った。
小学生のときも中学生のときも、同じ気持ちを社会人になってまで味わうなんて思いもしなかった。

そして私は誓った。「絶対人信用しない。特に優しい人は」と。
でも、こんな私にも数少ない友達はいる。
よく友達でいてくれるなと思う。

一度、友達に聞いたことがある。
「どうして私と友達でいてくれるの？私こんな身体なのに。汚いと思ったことはないの？」
そう聞いた。
そしたらこんな返事が返ってきた

「好きだからだよ」

その時は泣かなかったけど、家に帰って一人でベットの中で泣いた。