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敏いとう ファン殺到に「票降る街角状態」

コンサート衣装を意識した純白スーツで街頭演説する敏いとう
コンサート衣装を意識した純白スーツで街頭演説する敏いとう
Photo By スポニチ

 第22回参院選(24日公示、7月11日投開票)の比例代表にはタレント候補乱立のもよう。国民新党はコーラスグループ「敏いとうとハッピー&ブルー」のリーダー敏いとう(70)、民主党は歌手の庄野真代(55)と歌手経験もある女優岡崎友紀(56)を擁立する予定。いずれもかつての自身のヒット曲を使って懐かしさをあおり、有権者に訴える作戦だ。

 ミリオンヒットを3曲持つ敏。選挙戦略はまるで、昨年のNHK紅白歌合戦のテーマ「歌の力∞無限大」だ。

 3曲の売り上げ枚数はそれぞれ、「わたし祈ってます」(74年)が180万枚、「星降る街角」(77年)が250万枚、「よせばいいのに」(79年)が130万枚。この実績と知名度を生かし、街頭演説や集会では「外国人参政権と夫婦別姓(の導入)、よせばいいのに」「豊かな日本になること、わたし祈ってます」と曲名をフル活用。敏のブレーク当時を知る50代以上には特に受けがいい。

 今月上旬、地元の九州(熊本出身)を回った際は、各所でアイドルのコンサート並みの盛り上がりをみせた。敏の顔写真をプリントしたうちわを持った中年女性や、グループ名をもじって青い法被(=ハッピー&ブルー)を着て参加する人も。陣営は予想外の人気ぶりに「票降る街角状態でした」と顔がほころぶ。

 当選ラインは30万票強と見込んでいる。敏は「ヒット曲を作るのは簡単だけど世直しは大変。強気で愛をもって挑みたい」とニヤリ。

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