「組織的な守備が輝いた」、韓国メディアも日本の善戦を称賛

　南アフリカワールドカップ第9日目、ダーバン競技場で日本はFIFAランキング4位のオランダと対戦し、1対0で惜敗した。韓国では、強力な優勝候補オランダを相手にすばらしい守備をみせた日本への称賛が目立つ。

　日本は堅い守備でオランダの攻撃を封鎖し0対0で前半を終えた。後半8分に、オランダはスナイダーのシュートで一点を獲得、その一点を返したい日本は後半32分に、玉田と岡崎を投入し得点を奪いに行った。44分の岡崎のシュートは惜しくも外れ、そのままゲームセット。

　韓国メディアも大きな関心をみせ、結果を伝えるとともに、試合の内容を分析した。オランダがプライドをみせ「決勝トーナメントのチケットを予約」したが、日本の守備で窮地（きゅうち）に立たされ「かろうじて勝利した」と伝えた。「オランダ、日本に苦しい勝利」「オレンジ軍団の厳しい勝利」「岡田マジックの威力は充分に立証された」など、日本の善戦をたたえる報道が大半だ。

　中でも日本の組織的な守備がよかったとの評価が多くみうけられる。「日本はオランダに負けたが、堅い守備をみせた。特に前半の組織力は印象的であったとし、ワールドカップ前の強化試合でみせた「守備の不安」がなく、堅い守備をみせた分析した。

　日本はこれで一勝一敗の勝ち点3、24日にカメルーンを制し勝ち点3を獲得したデンマークと決勝トーナメント進出をかけた戦いになる。（編集担当：金志秀）

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