サッカーW杯:北朝鮮、ポルトガル戦を生中継

 北朝鮮の朝鮮中央テレビは、21日夜に行われたサッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の北朝鮮対ポルトガル戦を午後8時半から生中継した。

 前半29分にポルトガルが先制すると、「後方から上がってくる攻撃選手にもっと注意しなければならなかった」としながらも、「われわれ(北朝鮮)は自分たちの攻撃方式を維持すれば得点できる」と反撃に期待を込めた。

 しかし、後半に入り、ポルトガルが相次いで得点すると、北朝鮮の実況アナウンサーと解説者は言葉を失った。

 北朝鮮がW杯本選の試合を生中継したのは今回が初めて。韓国政府の関係者は「北朝鮮が16日に世界最強のブラジルを相手に善戦し、北朝鮮国内でW杯に対する関心が高まったため、異例の生中継を決めたようだ」と指摘した。

李竜洙(イ・ヨンス)記者

【ニュース特集】サッカーW杯南ア大会

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
関連記事
記事リスト

このページのトップに戻る