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	京都・中学生グループによる連続空き巣事件
	大阪府警警部補女性用下着など万引きで逮捕
	上方落語協会会長に桂三枝さんが再選
	繭の糸とり作業　始まる
	殺害遺棄の被害者　警察に４回相談
	貧困ビジネス　不動産仲介業者が１１件の申請に関与
	橋下知事　欧州視察の成果強調
	参院選和歌山　「七つ道具」を一新

最終更新日時：2010年6月21日 19:16

京都・中学生グループによる連続空き巣事件

京都市右京区で１９件の空き巣を繰り返していたとして、高校生６人が逮捕されました。逮捕のきっかけは、インターホンでした。

「（被害者の男性）まさか自分の家かと。嫁にしてみても、その間の恐怖感はすぐには消えへんやろうし」そう話すのは、去年１１月に少年らに空き巣に入られた京都市右京区の男性。指輪やネックレスなど、合計７５万円以上を盗まれました。少年らの手口は、学校帰りに２人組で１人がインターホンで留守を確認し、１人が鍵のかかっていない窓から侵入するというものでした。しかし、この手口が裏目に。このインターホンはボタンを押した人の顔を録画できるのです。（被害者の男性）「多分こいつやなと思った」
こちらが、犯行直前の少年の姿です。この映像をもとに警察は６人の少年を逮捕しました。６人は、中学生３年生だった去年９月からことし１月にかけて右京区内の一戸建てばかり１９軒に侵入し、現金や宝石など、あわせて２１０万円あまりを盗んだとされます。少年らは全ての犯行を認め、「盗んだ金で高級料理店に行き、カニのフルコースを食べた」などと供述しています。その後、少年の一部は親に連れられて謝罪に訪れたということです。

( 2010/06/21 19:16 更新)

大阪府警警部補女性用下着など万引きで逮捕

２１日午前、大阪府箕面市のショッピングセンターで、女性用下着など９点を万引きしたとして大阪府警の警部補が逮捕されました。窃盗の現行犯で逮捕されたのは、大阪府東成警察署地域課の警部補・大植治郎容疑者（５３）です。警察の調べによりますと、大植容疑者は午前１１時前、箕面市にある会員制ショッピングセンターの女性衣料品売り場で、女性用の下着やスカートなど９点、あわせておよそ２万３０００円相当を万引きしたとされます。大植容疑者はきょうは休みで、一人でこのショッピングセンターに行っていましたが、商品を手提げバッグに入れているところを警備員に見つかり、店を出ようとしたところで、抵抗することなく取り押さえられました。調べに対し大植容疑者は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察は女性用の品物ばかりを盗んだ理由などを調べるとともに、今後厳正に対処するとしています。

( 2010/06/21 19:15 更新)

上方落語協会会長に桂三枝さんが再選

「若手の育成に力を入れていきたい」と抱負を語る桂三枝さん

関西の落語家を中心とした上方落語協会は任期満了に伴う会長選挙を行い、桂三枝さんが再び第４代の会長に選ばれました。上方落語協会の会長に再選された落語家の桂三枝さんは、「我々の手で、何とか次の世代の人のために協会の開館を作りたい」と抱負を語りました。会長選挙は協会に在籍する噺家など１８６人が投票し、三枝さんは、協会が社団法人化されてから４代目の会長となります。また、桂三枝さんは「（会長選挙の際に）八方書記長から「賭け事はしないように」「できるだけ公営ギャンブルをするように」という申し渡しがあった」と話し、報道陣から爆笑を誘っていました。三枝さんは、若手の育成などにも引き続き、力を入れていきたいと話しました。

( 2010/06/21 14:21 更新)

繭の糸とり作業　始まる

琴や三味線の「弦」に使われ、演奏家に根強い人気

滋賀県長浜市では、琴や三味線の弦に使われる繭の糸取り作業が始まり、「コトコト」という心地よい音が鳴り響いています。糸取り作業が始まったのは、長浜市の木之本町の生産農家で、繭を熱湯の中に入れ、器用な手付きで糸を手繰り寄せ、木枠に巻き取っていきます。繭の糸取りは、江戸時代からこの地区で４００年ほど続いてきましたが、合成繊維の普及で年々需要が減り、今では２軒の生産農家だけが伝統を守り続けています。生糸は地元の和楽器工場へと出荷され、琴や三味線が奏でる独特の優しい音色は、演奏家に根強い人気があるということです。

( 2010/06/21 14:21 更新)

殺害遺棄の被害者　警察に４回相談　　

事件が起きる前、被害者が相談に訪れた交番（姫路市内）

去年１０月、京都府宇治市で殺害された男性の遺体が見つかった事件で、兵庫県警は男性から４回に渡って、相談などを受けていたことが分かりました。
この事件は去年１０月、宇治市の林道で兵庫県姫路市の田口敏則さん（当時５２）が遺体で見つかったもので、殺人などの罪で無職の廣野芳宏被告（２４）が懲役２２年の判決を受けて控訴しています。兵庫県警によりますと、田口さんは事件が起きる前の去年９月から、「見知らぬ男に監禁されている」「廣野被告に殴られた」などと姫路警察署に４回に渡って、通報や相談をしていました。しかし、相談を受けた署員は田口さんが被害届を出す意思がなかったことなどから、署長への報告をしていなかったということです。田口さんの兄の清一さんは、「弟は無念だったと思う。警察は謝罪して欲しい」と話しています。姫路警察署は、「署員は適切に処理したと思っている。結果として、田口さんが亡くなったことは遺憾に思う」とコメントしています。

( 2010/06/21 12:37 更新)

貧困ビジネス　不動産仲介業者が１１件の申請に関与

神戸の不動産仲介会社の捜索

自称・ＮＰＯ団体による生活保護費の詐欺事件で、逮捕された男の勤務する不動産仲介業会社が、この団体が行った転居費の申請のうち、１１件に関わっていたことがわかりました。自称・ＮＰＯ団体「あしたばの会」幹部の畑勲容疑者（４７）と、神戸市の不動産仲介会社の社員・藤田宣生容疑者（２９）は、生活保護受給者の男性が転居費用などを申請する際に、うその礼金額を記載し、市から約３０万円を騙し取った疑いが持たれています。大阪市によりますと、「あしたばの会」が関わった転居のための保護費の申請１７件のうち、１１件について、藤田容疑者が勤務する会社が仲介をしていたということです。不動産仲介会社は、「藤田容疑者が個人的にやったことだ」とコメントしています。

( 2010/06/21 12:29 更新)

橋下知事　欧州視察の成果強調

「府と市の再編は１秒も待てない段階」と橋下知事

大阪府の橋下知事が訪問先のヨーロッパから帰国し、大阪府と市を再編する「大阪都構想」の実現に向けて、視察の成果を強調しました。２１日朝、関西空港に到着して開かれた記者会見で、「『（大阪）府・市再編は１秒も待てない段階に来てるな』というのが、はっきり分かりました」と話した橋下知事。フランス、ドイツ、イギリスで８日間、地方議会の機能や広域行政のあり方などを視察し、フランスでは、地方議会が公共事業の予算や政策の優先順位を決めている現状を目の当たりにしました。それを受けて、日本の地方議会制度について、「今の二元代表制は予算についても、立法についても、条例についても責任を負わない。無責任体質の究極の姿が今の地方議会。二元代表の姿だと痛感した」と批判しました。また、広域行政を専門に担う大ロンドン市を例に、「潜在能力は大阪の方が上だと思うが、大阪は行政の力、政治の力が全く発揮されていない」と話し、「大阪都」の必要性も訴えました。知事は今後、大阪の都市のあり方について、国への訴えも重ねるとしています。

( 2010/06/21 12:24 更新)

参院選和歌山　「七つ道具」を一新

ことし４月、「七つ道具」のうち３点が盗まれたことを受けて、一新

夏の参議院選挙で候補者が使う、いわゆる「七つ道具」の見本が和歌山県庁から盗まれていた問題で、デザインなどを一新した「７つ道具」か出来上がり、２１日、公開されました。公開されたのは、街頭演説用の「のぼり」や選挙運動員用の「腕章」など、いわゆる選挙の「７つ道具」で、午前１０時から職員の手で候補者ごとに分けて紙袋に入れられました。この「７つ道具」については、今年４月、業者に発注するため県庁内の廊下に、前回選挙で使用した「のぼり」や運動員の「腕章」などを見本として展示していたところ、３点が盗まれました。選挙管理委員会では、この盗難事件を受けて、悪用されても見分けがつくように、「のぼり」の文字の色を変えたり、「腕章」には上下に赤や黒のラインを入れたりして、デザインを変更しています。新しい「７つ道具」は６人の候補者分と予備が作られていて、６月２４日公示、７月１１日投票の参議院選挙和歌山選挙区で使用されることになっています。

( 2010/06/21 12:18 更新)

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