『ポストカード・アート100人展』
〜「はがき」の宇宙に創造の世界〜

2002.11.1

写真家 久保田 美雄(米子市)

国民文化祭「夢フエスタとっとり」のイベントの一つ、いろいろなジャンルの作家たちによるポストカードサイズ(10cm×15cm)の作品を集めた『ポストカード・アート100人展』が10月26日〜11月4日まで、JR米子駅横の米子郵便局ギャラリーで始まりました。
作品のテーマは自由で、ポストカードの大きさにまとめたものなら、絵画、書、版画、写真、絵手紙、など何でも良いということで作品が募集されました。
地元鳥取県をはじめ全国から214点の作品の応募が有りました。

限られたキャンバスの中に凝縮された、個性豊かな世界が描かれ、見る人に感動を与えています。
会期は10月26日〜11月4日まで。
展示された中から独断と偏見で作品を選んでご紹介します。


会場入口。
米子郵便局のロビーの奥にギャラリーがある。
会場には額装された214点の作品が展示されており、窓口を訪れた客が立ち寄っている。
写真 『若者の夏』渋山 恒雄(境港市)
絵画 『海の幸』 立林央士(米子市)
デザイン『コケコッコー』角田正晴(米子市)
ポタニカルアート 『枯れ葉』いわたさいこ(米子市)
絵手紙 『香港の街の中で』平川祝恵(倉敷市)
書 『あしたてんきになあれ』野口河南(倉敷市)
日本画 『秋桜』 松島昇(米子市)
漫画家 『水木しげるロード』水木しげる(東京都)
写真  『バラ』秋山庄太郎(東京都)
洋画(パステル)『春』小灘一紀(和泉市)
写真 『舞い込んだ蛾のカップル』久保田 美雄(米子市)
デジカメ合成写真の小生の作品です。
全国的な規模の『ポストカード・アート』による展覧会は非常に珍しく100人の予定が、それを大幅に上回る214人の作品が集まり、見る人を圧倒しています。