仙台拘置支所
岩手県一関市で2007年6月、住職と母親を殺害して現金を奪ったとして、強盗殺人罪に問われ一審盛岡地裁で死刑判決を受け、控訴中だった元店員千葉正子被告(46)が28日、収容先の仙台拘置支所(仙台市)で自殺したことが分かった。
宮城刑務所(仙台市)によると、28日午前11時半すぎ、被告が1人でいた室内の窓枠にシーツを結び付けて首をつっているのを職員が発見。救急車で病院に搬送したが、同日午後0時45分に死亡が確認されたという。遺書のようなものが見つかっているという。
仙台地検が29日、司法解剖し死因を調べる。
一審判決によると、千葉被告は07年6月11日、一関市の遠応寺で、住職鈴木秀良さん=当時(59)=を包丁で刺殺。母ウメ子さん=当時(81)=に対しても首や胸を包丁で刺すなどして殺害した後に約15万円を奪った。
千葉被告側は、10月8日の判決を受け即日控訴。11月中旬から仙台拘置支所に収容されていた。
(2008年12月29日 河北新報社)
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081229t13031.htm
【付記】
同拘置支所では15分ごとに職員が巡回しているが、前の巡回時には、千葉被告は読書をしていたという。
室内から遺書とみられる手紙が見つかった。
【関連詳細記事】
千葉正子「岩手住職親子強盗殺人」
凶悪犯罪者を簡単に自殺させてはいけないよ。
それにしても最近は拘置中の自殺者が目立つ気がする。
仏教の世界では、僧侶殺しは、五逆罪といって、永遠に地獄で苦しむとされていますが、自殺した容疑者、大丈夫でしょうかね。
出来ることなら、自殺ではなくて、この世界で「懺悔」をしてから、従容として刑に服して欲しかったです。それなら、多少は次の世界も・・・
甘いかも判りませんが、光市母子殺害事件の犯人・福田某や最近の破落戸中高生共の見苦しさと比べれば、潔い最期と見ます。
無論、この女のしたことは万死に値しますが、自分としては、この女なりにけじめを付けたと見ています。
次は全うな人間に生まれ変われますよう。
南無阿弥陀仏。
まさか、千葉正子とは思いませんでした。
確かに福田や鈴木泰徳のような醜悪に命乞いをするやつらに比べれば少しはマシなのかはしれませんが、やはり、自殺させてはまずい。
控訴していたはずですから、裁判で死刑を確定させて欲しかった。
tenjin95さん
隆太さん
天馬さん
こんばんは。
自殺そのものが重い罪であるということもあるでしょうし、tenjin95さんの仰るように永遠に地獄の世界ということになるのかもしれませんね。
また、隆太さんの仰るような覚悟の潔さとも捉えられる。
しかし、それが果たして犯した罪を自覚した人間としてのものか、また一審死刑判決による絶望の果てなのかによって大きく違ってくると思います。
どうやら遺書らしきものがあったようですが、その内容が知りたいところです。
やはり、犯罪は、犯罪者として裁かれ刑を確定した上で、真摯に罪と向き合い「人間」の心を取り戻した末の死刑執行であるべきでした。
でないと、被害者、ご遺族は救われない。
思うには、一審で死刑判決が下されたことでの絶望というのが大きいのかも。
自殺願望がありながら自殺する勇気すらなく、無差別殺人を犯し死刑にして欲しいといいつつ、精神鑑定などで回避しようとする卑劣なやつらに比べれば、隆太さんのおっしゃるように自身でけじめをつけた潔さはあるのかもしれませんね。
一審死刑判決後、自殺の機会を狙っていた可能性があるね。
拘置所での自殺というのは結構あるらしいからね。
目玉おやじさん
こんばんは。
遺書を残していたということは、衝動的自殺ではなく、計画的だったということになりますが、やはり、自らの犯した罪に真摯に向き合った果ての自殺とは考えにくい。
一審判決後、弁護側は即日控訴してるわけですし、死刑回避になり無期懲役で刑務所で老いたとしてもあわよくば娑婆に戻れる日をと一縷の望みはもっていたのでしょう。
死刑執行の足音に怯えながら生き続けることは耐えられないと、自殺という楽な道を選んだのかもしれませんね。
やはり、現実から逃げたことになります。
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