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ギャンブル好きで有名 時津風親方 '10/6/18

 この日新たに名前の挙がった時津風親方(元幕内時津海)、境川部屋の幕内力士の豪栄道関と豊響関の3人は、警視庁に野球賭博へ関与を認めた大関琴光喜関と普段から行動を共にし、花札や公営競技などのギャンブル好きで知られていた。

 36歳の時津風親方は2007年10月、序ノ口力士暴行死事件で当時の師匠が解雇処分を受けたことにより、急きょ引退して時津風部屋を継承。若き師匠として、69連勝の大横綱双葉山が創設した伝統ある部屋の再建を担うはずだった。しかし、弟子の豊ノ島関も賭博に関与したことを認める上申書を相撲協会に提出、伝統部屋でまた新たな不祥事が起きてしまった。

 豪栄道関と豊響関は05年初場所初土俵の同期生。高校横綱の実績を持つ豪栄道関は、昨年夏場所で新関脇に昇進。幕内在位17場所で三役4場所を経験し、184センチ、150キロの体での速攻相撲で幕内上位の常連となっている。

 豊響関は高校卒業後にサラリーマン生活を経て入門した異色の力士。185センチ、168キロの重い体を生かした突き、押しで幕内には17場所在位。豪栄道関とともに、日本人力士のホープとして期待されていた。




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