先月、栃木県足利市の子ども用品店で、生後3か月の赤ちゃんの足の骨を折ったとして、28歳の無職の女が、傷害の罪で起訴されました。警察は、女がこの事件の30分前にも、別の赤ちゃんの足の骨を折っていた疑いがあるとみていて、近く傷害の疑いで再逮捕することにしています。
起訴されたのは、足利市若草町の無職、五月女裕子被告(28)です。五月女被告は先月26日、足利市内の子ども用品店で、生後3か月の女の赤ちゃんを連れた母親に「かわいいので抱かせてほしい」と話しかけ、抱いた赤ちゃんの両足の骨を折って大けがをさせたとして、傷害の罪に問われています。一方、警察は、五月女被告がこの事件が起きる30分前にも同じ店で、生後2か月の男の赤ちゃんの足の骨を折っていた疑いがあるとみていて、近く傷害の疑いで再逮捕する方針です。足利市内では、ことしに入って見知らぬ女に赤ちゃんをだっこされて、つねられたり、けがをしたりしたという被害の相談が十数件、警察に寄せられているということで、警察は引き続き関連を調べています。