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起訴内容を大筋で認める 強盗殺人の初公判 名古屋地裁の裁判員裁判
このニュースのトピックス:殺人事件
貸金業の男性を殺害、現金などを奪ったとして強盗殺人と死体遺棄の罪に問われた住所不定、無職の横山守被告(42)は15日、名古屋地裁(伊藤納裁判長)の裁判員裁判初公判で起訴内容を大筋で認めた。
検察側は動機について、被告はギャンブルなどで借金があり「金貸しをしている被害者を殺せば、多額の現金を奪うことができると考えた」と指摘した。
弁護側は「被害者に自宅まで借金の取り立てに来られ、恐怖感を抱いていた」と主張。現金とともに奪ったとされた腕時計について「証拠隠滅のために遺体から外した」とした。
起訴状によると、横山被告は昨年10月8日、名古屋市の自室で同市の男性=当時(41)=の首をネクタイで絞めて窒息死させ、現金約24万円と腕時計を奪い、翌日、愛知県一宮市の雑木林に遺体を捨てたとされる。