自動車販売代金を横領したとして、県警捜査2課と岐阜羽島署は16日、岐阜市城田寺、元岐阜トヨペット特販部係長、河田豊容疑者(57)を業務上横領容疑で逮捕した。
逮捕容疑は、河田容疑者は、04年5月12日、各務原市の自動車改装加工会社から自動車販売代金として振り出された小切手260万円を裏書きをして自分名義の預金口座に入金したとされる。
県警によると、河田容疑者は03年4月に特販部係長に就き、04年1月~07年10月、法人や個人から27台分の自動車販売代金として預かった計約6460万円を16回にわたり横領、うち約2700万円は補てんしたが、残りはパチンコや遊興費に使っていたという。調べに、容疑を認めているという。
自動車改装加工会社からの未払い代金が多かったため岐阜トヨペットが調査し、横領が発覚。08年8月に河田容疑者を懲戒解雇し、09年9月に岐阜羽島署に被害届を出していた。【石山絵歩】
毎日新聞 2010年6月17日 地方版