大相撲、名古屋開催は7月4日に最終決定へ
臨時理事会後の会見時、記者の質問に憮然とした表情を見せる武蔵川理事長(左から3人目)=両国国技館(撮影・吉澤敬太)
日本相撲協会は21日、両国国技館で臨時理事会を開き、賭博問題と維持員席の不適切な対応を改善するため、協会外部のメンバー10人で構成される特別調査委員会の設置を決めた。名古屋場所開催についても検討され、同調査委の中間報告を待って7月4日に名古屋市内で開く臨時理事会で最終決定する。今月28日の新番付発表は予定通り行われるが、場合によっては中止になる可能性も示唆した。
同調査委では、弁護士を中心に野球賭博などに関与したかどうかを独自に調査。琴光喜以外にも名古屋場所を自粛する必要がある力士を仕分けて、協会に提言する。
(2010年6月21日)
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