2010-06-21

サーベイランス

テーマ:ブログ

 一部の専門家や政治家の方が、今回の本県の口蹄疫(特に初動防疫)について、ブログやマスコミ取材等で独自にご所見やご見解を述べておられるようである。一部、明らかな間違い、曲解や事実誤認も多く見受けられるが、今はそれらに対してコメントは差し控えておきたい。

 

 勿論、一部指摘があるように、サーベイランスは重要である。それらについては、地元自治体等も協力し国の疫学調査チームも当然調査している。

 特に、1例目・6例目・7例目については、僕も関係者・担当者に何度も聞き取り調査等をしている。僕なりの見解や所感等を時期が来たら、どこかで述べようと思っている。

 とにかく、今は、一日も早く終息させることが最も重要なことである。


 昨日は大雨にも関わらず全体の殺処分が4,848頭(牛561 豚4287)だった。雨の中の作業、本当にご苦労様でした。また、言うまでも無いことだが、農家の方々や関係各位の心情は察するに余りある。お辛い中、ご理解とご協力を頂き、本当にありがとうございます。

 

 これまでの殺処分対象276,049頭。処分完了221,388頭。未処分54,661頭。

 昨日、最も被害が多かった川南町の患畜・疑似患畜分が終了した。ちょっと一息だが、まだまだ気は抜けない。川南町は、ワクチン分がまだ約10,648頭残っている。これからも頑張って頂きたい。

 患畜・疑似患畜の未処分は県全体で後8,731頭残っている。

 

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