大相撲 案内所との契約解除 前代表が暴力団に所属で
6月21日21時21分配信 毎日新聞
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会見で記者の質問を聞く名古屋場所担当部長の二所ノ関親方(左)と中日新聞名古屋本社の高坂毅事業局長=名古屋市中区二の丸で2010年6月21日、兵藤公治撮影 |
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相撲協会によると、5月の理事会で協会の規則に「反社会的勢力に毅然(きぜん)とした態度で対応する」との項目を加え、警察に相撲案内所関係者の調査を依頼。うち1カ所の前代表が09年10月まで暴力団に所属していたことが分かったという。「犯罪行為ではない」として、協会は案内所の名称を公表しなかった。
この案内所は名古屋の他、大阪場所でも営業していた。09年の名古屋場所で暴力団幹部らが最前列の維持員席で観戦していた問題で、木瀬親方(40)=元前頭・肥後ノ海=が入場整理券を手配する際に利用した案内所とみられる。
この案内所は名古屋場所のチケット2960人分を既に販売しており、まだ売れていなかった928人分は協会が回収して直接販売する。チケット販売済みの客の案内などは他の4軒の案内所が担当する。
相撲協会理事で名古屋場所担当部長の二所ノ関親方(61)=元関脇・金剛=は会見で「残念なことで、相撲ファンに本当に申し訳ない」と話した。【鈴木英世】
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最終更新:6月21日21時54分
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