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「横浜の事件見て」同級生刺傷の山口・高1男子

6月21日20時24分配信 読売新聞

 山口県立田布施農工高の1年生の男子生徒(15)が同級生の女子生徒を刺して傷害容疑などで逮捕された事件で、男子生徒が「横浜市の女子高生が刃物で同級生を刺した事件のニュースを見て、騒ぎを起こそうと包丁を持ち出した。相手は誰でもよかった」と供述していることが、県警への取材で分かった。

 県警幹部によると、男子生徒は母親に「看護師になるため別の高校に移りたい」と相談したが反対された16日夜、前日に起きた横浜市の事件をテレビのニュースで知り、自宅の台所から包丁を持ち出したという。男子生徒は「願いがかなわないことで、自暴自棄になった」などと供述しているという。

 男子生徒は高校入学後に体調を崩して通院したことで、「人の役に立つ看護師になりたい」と思うようになり、5月末から母親に相談していたという。

 学校生活について「成績が上位になり、同級生から頼りにされてプレッシャーを感じていた」とも供述しており、刺した女子生徒に対しては「申し訳ないことをした」と話しているという。

 男子生徒は17日午前8時5分頃、同校本館4階の教室で、女子生徒の背中など数か所を包丁(刃渡り約20センチ)で刺し、約2週間のけがを負わせたとして現行犯逮捕された。

最終更新:6月21日20時24分

読売新聞

 

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