6月20日 日曜日は、
久しぶりの、阪急ハイキング
「牧歌的な景色を歩く 嵯峨野の社寺周遊コース」に参加しました。
元京都線の特急で活躍していた6300系が、4両編成となって
嵐山線専用で走っていました。
外観はあまり変わらず、二扉のままで、特急車の雰囲気を残していました。
善吉丸初めての、京都でのハイキングです。
それにしても、この阪急嵐山駅の駅舎
とても落ち着いた和の雰囲気で、嵐山の玄関口として、ふさわしい駅舎でした。
今回は、嵯峨野地区の社寺をめぐるコースとなっています。
見所がたっぷりです。
集合時間が10時~10時30分です。
たくさんの人たちが、すでに集まっていました。
スタートです。
駅から、まっすぐ歩いていきます。
今日の天気は、曇り、明け方まで、雨が降っていたようですが
何とか、やみました。
梅雨の時期、これ以上の天候を望んだら、バチが当たりそうです。
そして、前方に橋が見えてきました。
中ノ島橋という
とても、古風な造りをした木の橋でした。
とても、豊富な水量の川でした。
この橋を渡ると、嵐山公園中ノ島地区です。
左方向へ進んでいくと、この向こう側にも水の流れがありました。
桂川です。
今いる中ノ島は、川の中洲で、先ほど渡った川も桂川でした。
それにしても、豪快な川の流れで、とても気持ちがよかったです。
上流を見ると、嵐山を代表する渡月橋が見えていました。
亀山上皇(1249-1305)が、橋の上を移動していく月を眺めて
「くまなぎ月の渡るに似る」と言ったことから、
渡月橋という名前がつけられました。
ここを右へ曲がっていきます。
この川を越えると、西京区から右京区へ入っていきます。
ハイキングの人々に加え、一般観光客、外国人観光客も混ざって、
とても大混雑でした。
周囲は、たくさんの、お土産物屋さんが軒を連ねていました。
人力車も、ここでは、日常的な交通手段で、たくさん走っていました
やがて、左手に「美空ひばり座」がありました。
1993年に開館した
「美空ひばり館」を、来館者減少のため一旦閉館して
2008年に、
京都嵐山 美空ひばり座」と解明してリニューアルオープンしました
激動の昭和時代にタイムスリップ
共に歩み続けた「美空ひばり」の人生、そのすべてを体験できる
感動空間だそうです。
さらに進むと、右手に大きな建物が見えてきました。
おみやげ物店や京つけもの店、飲食店など一緒になった
大きな駅でした。
そんな、嵐山駅の前に、こんな石碑がありました。
さらに進むと、左手に天龍寺という大きなお寺がありました。
開基は、足利尊氏(1305-1358)で
足利将軍家と、桓武天皇ゆかりの禅寺という高い格式のあるお寺です
古都京都の文化財として、世界遺産に登録されています。
「嵐山うどん」がとても気になりますねー。
曲がった先の「豆腐茶屋」も、大変気になります。
このあたりは、美味しい食べ物の誘惑が、あちらこちらにありました。
周囲が、少し暗くなるほど、竹が生い茂っていました。
しばらく、そんな竹林を眺めながら、歩いていきますやがて、左手に「野宮神社」がありました。
平安時代、斎宮が伊勢下向に備えて潔斎生活した野宮のひとつです
斎宮に任命されると、一年間、宮中の初斎院で身を清め、
浄野に作られた仮宮(野宮)で潔斎生活をしました。
神社として、後世に残された野宮は、黒木(皮のついたままの丸太)の
鳥居があります。
この木は、クヌギの木で、日本最古の鳥居の形式です
その鳥居をくぐって、すぐの場所に拝殿がありました
縁結びの神様、子宝の神様として、広く崇拝されています。
さて、このあとも見所がたっぷりあります。
続きは、明日です。