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小橋結婚!元アイドルの演歌歌手と

 結婚することが分かった小橋建太
 結婚することが分かった小橋建太

 プロレス団体「ノア」の取締役副社長でプロレスラーの小橋建太(43)が、かねて交際していた演歌歌手・みずき舞(36)と結婚することが20日、分かった。今秋に入籍し、来春に披露宴を開く。みずきは細江真由子の名でアイドルとしてデビューし、演歌歌手に転身を機に改名した。猛練習とリング上での妥協しない戦いぶりで「プロレスと結婚した」と言われてきた小橋だったが、06年の腎臓がんの手術など度重なる苦難も2人で乗り切り、交際10年で人生のタッグパートナーを得ることになった。

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 “プロレスと結婚した男”小橋建太が、元アイドルのとびっきりの美人演歌歌手と結婚することになった。

 お相手のみずき舞は、92年に本名・細江真由子でアイドル歌手としてデビュー。04年からは演歌歌手として現在の芸名で再出発し、細身の美人歌手として幅広い年代から人気を集めている。

 関係者によると、00年に知人の紹介で知り合い、交際に発展した。昨年から一緒に生活を始め、結婚は今年に入ってから決めたという。今秋入籍し、親族だけで挙式。披露宴は来春行う。

 デビュー前は無名の存在も、猛練習を重ねてトップレスラーに上り詰めた。一切妥協しない戦いを繰り広げ、そのプロレスを愛する姿勢とアラフォーまで独身を通したことから「プロレスと結婚した男」と呼ばれたこともあった。

 数々のタイトルを手にした小橋だが、近年は体が悲鳴を上げている。06年6月には腎臓にがんが見つかり、右腎摘出の大手術を受けて復帰を果たしたが、今年1月には右ヒジの神経がマヒする「肘部管(ちゅうぶかん)候群」の手術を受けた。

 幾度の選手生命の危機に陥り、生命を脅かす病も患った小橋だが、そのそばにはどんな時もみずきがいた。仕事の合間をみては、入院中の小橋のもとへと足を運び、手術には必ず立ち会った。

 腎臓がん手術の際は数日間、病室でずっと付き添って励まし続け、体が満足に動かない体重115キロの小橋を、みずきが小さな体で支える姿もあった。体に良い料理を作るなど献身的な支えが、小橋の不屈の闘志の源となり、不死鳥のごとく復活へとつながった。

 現在、小橋は年内復帰に向けてリハビリを進めている。結婚を決めたのは「絶対に立ち上がる。もう一度リングに立つ!」と再起に向け、しっかりした足固めをしようとの思いから。昨年6月13日、試合中の不慮の事故で亡くなった、尊敬する大先輩、三沢光晴さんの1周忌も明け、15日放送された人気番組「踊る!さんま御殿」に出演した際に初めて10年来の恋人の存在を打ち明けた。

 ノア戦士・小橋は愛するパートナー、みずきを箱舟に乗せ、人生の航海に出る。

(2010年6月20日)
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