江崎グリコが積極的に研究を進めているヘスペリジン配糖体(酵素処理ヘスペリジン)がリウマチの治療に効果があることがわかり、2004年3月29日から開催された日本薬学会 第124年会で発表しました。
リウマチを患う日本人は70万人、予備軍を含めると200万〜300万人とも言われています。これまでにあった治療薬は副作用がある場合が多いため、温州みかんに含まれるヘスペリジンから作った副作用の心配のないヘスペリジン配糖体がリウマチ治療に使用されるようになれば、患者のQuality of Life(QOL、生活の質)の向上が期待されます。