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シンポに遅刻登場で“朝青ワールド”全開

 シンポジウムで神妙に話す元横綱朝青龍=京都市の京都アスニー
 シンポジウムで神妙に話す元横綱朝青龍=京都市の京都アスニー

 元横綱朝青龍関(29)が19日、京都市で開かれたシンポジウムに出席した。NPO法人日本文字文化機構主催の「日本の文字・文化・伝統のあゆみ」にパネリストとして登壇。約30分遅れて登場すると、客席に向かい笑顔でVサインを作った。シンポジウムには初参加で「人生いろいろありました。今日、先生と呼ばれるのは恥ずかしいね」と照れ笑いした。

 ほかのパネラーが話しているときに司会者と話したり、汗をふくためのタオルをジェスチャーで要求。さらに自分が話し終えるとトイレに行くなど“朝青ワールド”全開だったが、懸賞金を左手で取って問題視された時、過去に左手で取った関取がいたことを自ら調べたことや、モンゴルで古い言葉が使われなくなるなど自国の文化衰退への危機感を明かした。

 「これからも相撲のために頑張りたい」と話すと、会場から拍手がわき起こった。

(2010年6月19日)





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