最強サポーター前向き！香取慎吾、日本惜敗に希望見えた

　ＳＭＡＰの香取慎吾（３３）が１９日、黒星を喫した日本代表を「オランダ相手に１失点という日本代表に今後も期待したい。ますます日本代表のファンになりました」と激励した。この日、テレ朝では正午から特別番組「運命の決戦直前５時間ＳＰ」を生放送。香取は司会を務める一方、試合中には日の丸戦士を全身全霊で応援し続けた。

　運命の一戦を巡り、腹の底から声を絞り出した。前半は大久保、松井が積極的に突破を仕掛け、大盛り上がり。香取は献身的な守備にも拍手を送り、「今まで以上の緊張感がありました。希望はすごく見えました」と振り返った。

　後半は危うい場面が続き後半８分、オランダのエース・スナイデルの強烈なシュートが決まると、思わず渋い表情。それでも闘莉王が前線に張るなど、勇敢な戦いを見せた日本に「（デンマーク戦も）瞬間瞬間で急激なチームワークを生み出して、新しく生まれ変わる日本代表を見逃さずに、一緒に応援していきましょう」と話した。

　南アの現地では「ナインティナイン」の矢部浩之（３８）が進行を務め、ゲストの中田英寿氏らと宿敵を分析。決戦直前には日本代表の様子も細かく報告しており、「もっと日本の攻撃を見たかったですね。デンマーク戦では試合開始から点を取りにいく日本代表を信じています」と激励した。

　Ｗ杯３大会連続の中継となった同局は、０２年の日韓大会でチュニジアに２―０の完封勝ち。ドイツ大会ではクロアチアと０―０で引き分けと日本戦無敗を誇り、今回が初黒星となる。

　“不敗神話”は崩壊したが、この日は午前４時２５分から放送の「第１１０回全米オープンゴルフ」内で日本代表の様子を現地から生中継。その後の番組放送中にも、画面左と下にオランダ戦のＰＲと試合中継開始までのカウントダウンを表示して、一日中Ｗ杯を盛り上げた。

　同局の進藤潤耶アナ（３３）はＷ杯初実況だったが、ブブゼラに負けず、臨場感たっぷりに日の丸戦士の戦いぶりを伝え、「あきらめずに最後まで戦う日本代表に、実況している私も力をもらいました」とコメント。「機会があれば、またＷ杯の実況にチャレンジしたいです」と代表選手同様、前を向いている。