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大相撲の野球賭博問題で、九重部屋所属の十両・千代白鵬が、野球賭博への関与を認める上申書を日本相撲協会に提出していたことが20日、関係者への取材で分かった。
九重親方(元横綱・千代の富士)は、相撲協会の現職理事。協会の理事が親方を務める部屋で、野球賭博への関与が発覚したのは初めて。
また、野球賭博の仕切り役の胴元と大関・琴光喜らとを仲介したとされる床山(29)が所属する阿武松部屋では、元十両の幕下力士(34)ら10力士も野球賭博への関与を認める上申書を協会に提出していたこともあらたに判明。
警視庁は20日も、野球賭博への関与を協会に認めた29人を前日に続き一斉に事情聴取。花札やマージャンなどの賭け事への関与を協会に認めている36人からも、必要に応じて事情を聴いている。
協会関係者によると、阿武松部屋には師匠の阿武松親方(元関脇益荒雄)を除き、夏場所終了時点で21人の力士と床山の計22人が在籍。約半数が野球賭博に関与したことになる。関与したのが一度だけの力士も10人の中に含まれ、常習性などの程度に差があるという。
協会関係者や捜査関係者によると、これまでに野球賭博への関与が判明しているのは、琴光喜や豊ノ島、豪栄道、豊響ら現役力士と大嶽(元関脇貴闘力)、時津風(元幕内時津海)の両親方。阿武松部屋の床山を仲介役とするグループとみられている。
琴光喜は昨年、床山を通じて阿武松部屋の現役力士に自分の勝ち金を請求。その際、この力士の兄で暴力団関係者の男が口止め料として約300万円を脅し取ったほか、約1億円も要求した疑いがあるとして、警視庁が捜査を進めている。
警視庁は、暴力団関係者の男を恐喝などの疑いで立件する方針。野球賭博への関与を認めた29人についても、一斉聴取の結果などを踏まえ、関与の程度に応じて賭博容疑での書類送検などを検討する。
千代白鵬関の師匠、九重親方(元横綱・千代の富士)「日本相撲協会にすべてを一任しており、今は何もお話しすることはできませんが、師匠として、協会の理事として、弟子の千代白鵬がご迷惑をおかけして申し訳ありません」
(2010年6月21日00時04分 スポーツ報知)
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